京都5RでJRA通算1200勝を達成し、笑顔でターフィー人形を掲げる浜中騎手（撮影・白石智彦）

＜京都5R＞◇26日◇2歳新馬◇芝2000メートル◇出走13頭 　浜中俊騎手（35）がミッキーゴールド（牡、池江、父リアルスティール）で勝利し、JRA通算1200勝を達成した。JRA史上32人目、現役16人目。1万1137戦目での到達だった。 　浜中騎手は「リーチがかかっていたのは分かっていたので、今日無事に達成することができてよかったです。騎手になって18年目を迎え、たくさんの経験をさせてもらっていますし、こうして無事に騎手を続けられていることを本当にうれしく思います。1つでも多く、そしてまたG1レースを勝てるように、そういう思いで頑張っていきたいです」と話した。 　レースは、中団馬群の後ろからじっくりと運ぶ形。向正面で好位の外まで押し上げて前を射程圏に入れると、直線では2着リンクスティップとの追い比べを頭差で制した。勝ち時計は2分2秒2。 　同馬について浜中騎手は「競馬場に来てからテンションが高く、返し馬でも若さを見せる形となりました。なんとか辛抱して走ってくれました。調教ではいい動きをしていましたが、精神面の幼さを見せていたので、そういう面での成長が見られれば、もっといい走りができると思います」と今後の伸びしろも感じ取っていた。