トランプ次期大統領、財務長官にFRB元理事・ウォーシュ氏の指名検討 米報道
日テレNEWS NNN
アメリカのトランプ次期大統領が司法長官に指名したマット・ゲーツ元下院議員が指名を辞退すると表明し、トランプ氏は代わりに、元フロリダ州司法長官のパム・ボンディ氏を指名すると発表しました。 トランプ氏は声明で、ゲーツ氏にかわる司法長官候補として、フロリダ州の司法長官を務めたボンディ氏を起用すると発表しました。バイデン政権のもと司法省がトランプ氏を起訴したことを念頭に、ボンディ氏が「司法省を本来の目的である犯罪との戦いに集中させる」と強調しました。 司法長官に指名されていたゲーツ元下院議員は、未成年の女性への性的人身売買などの容疑で捜査を受けたことなどから、身内の共和党内からも資質を問う声があがり、議会上院の承認が困難となっていることから21日、指名を辞退すると表明したばかりでした。 一方、ウォール・ストリート・ジャーナルは関係者の話として、トランプ氏が財務長官にFRB=連邦準備制度理事会の元理事、ケビン・ウォーシュ氏の指名を検討していると報じました。ウォーシュ氏は、2026年にFRBのパウエル議長が任期を終える際、財務長官からFRB議長に転じる可能性もあると伝えています。