近江米ＰＲ隊長のたすきをかけて来場者と会話する宮川さん（奥の左から３人目）＝大津市黒津４丁目・南郷水産センター

　大津市出身のお笑い芸人、宮川大輔さんらが滋賀県産のコメをPRするイベント「もっと食べよう近江米」が19日、県南郷水産センター（大津市黒津4丁目）で開かれた。県やJAなどでつくる県米消費拡大推進連絡協議会が主催し、宮川さんが近江米PR隊長に就任した約10年前から毎年開催している。 　雨が降りしきる中、地域住民ら約80人が集まり、宮川さんは滋賀を拠点に活動するお笑いコンビ「ファミリーレストラン」とラジオの公開生放送に出演した。近江米の品種「みずかがみ」が高温に強く、県の自然環境に配慮した「環境こだわり農産物」の指定を受けていると紹介。今年本格デビューした新品種「きらみずき」については「大粒で噛（か）めば噛むほど甘い。食べ応えがあり、何にでも合う」と絶賛した。 　ファミリーレストランが出演するラジオ番組の企画として募集された、近江米に合うおにぎりの具のコンテストの結果も発表され、1位には鶏肉に甘辛いみそだれを絡めた高島市発祥の「高島とんちゃん」が選ばれた。試食した宮川さんは「味噌のバランスが最高」と話した。 　生放送終了後、来場者にはきらみずきで握ったおにぎりが振る舞われた。