『こしいぶき』と『新之助』それぞれの良い特徴を併せ持つ新品種

県は、収穫時期の早い新たなコメの品種について、2026年産から一般栽培と販売を予定していることがわかりました。 【動画】暑さに強い極早生のコメの新品種、2026年産から販売へ【新潟】 県は、長年高温耐性を持つ極早生品種の開発に取り組んできました。県によりますと、県農業総合研究所での試験の成績や、県内の田んぼで実施した栽培試験の結果を踏まえ、1候補を2026年産から一般栽培と販売を予定しているということです。 この候補は、8月中の収穫が可能で食味は『こしいぶき』並みに優れ、高温耐性は『新之助並みの“強”』で、草丈が短く倒れにくい特徴を持っています。 新たな品種の開発についてコメ農家はー ■グリーンファーム清里 保坂一八社長 「待ちに待った。暑さ対策はいろんな形で講じているが、技術対応だけではなかなか対応しきれないところがあって、すぐにでも経営の中に取り入れたい。」 今年は、県内各地に展示圃場を設置し、農家やJA関係者などから評価を受ける予定です。県では、種子の生産や栽培指針の作成などデビューに向けた取り組みを進めます。