上井邦浩が20年近く使用したパターからついに…「ジェイルバード」プチ流行中
同じタイミング(中日クラウンズ)で替えたのが河本力。お気に入りの「Ai-ONE ROSSIE S」から「ジェイルバードミニ」にスイッチした。「ロッシーだとちょっとリズムが速くなっていたんです」とは、河本から相談を受けてヘッドを用意したキャロウェイのパター担当。ダブルベンドのジェイルバードは完全なフェースバランスとなり、それがハマった。「打ち込みに行かずに自然なストロークができるようになって、いい意味でインパクトまで待てるようになったそうです」と、河本のパッティングは復調。ヘッドの重いタンククルーザーも練習用に入れ、リズムを矯正しているという。
2人以外にも「ジェイルバード・クルーザー」を小鯛、出水田大二郎、富村真治、「ジェイルバードミニ」をトッド・ペク(米国)、台湾の余松柏(ユウ・サンポ)が使用。古いモデルの「オーワークス ジェイルバード」を重永亜斗夢が使用するなど、まさにプチブーム中だ。石川遼もクランクネックの「ジェイルバードミニ」をテストしていたが、こちらは投入には至っていない。 白黒のアライメント効果というよりは、ストロークの安定感の高さが光るジェイルバード人気。この流れはどこまで続くのか。新たな情報が入り次第、お届けしたい。(茨城県笠間市/服部謙二郎)