奈良の秋を彩る「正倉院展」奈良国立博物館で開幕
日テレNEWS NNN
古都・奈良の秋を彩る「第75回正倉院展」が、奈良国立博物館で始まりました。 初日の28日は午前8時に前倒しされた開幕に合わせ、事前予約した人たちが入館の列を作りました。 正倉院の宝物は、奈良時代に聖武天皇愛用の品を納めたのが始まりとされ、9000に上る宝物のうち毎年一部が公開されます。 今回は、聖武天皇ゆかりの品のリスト「国家珍宝帳」の一番目に記された由緒正しい袈裟「九条刺納樹皮色袈裟」や、ヤコウガイの螺鈿細工に琥珀やトルコ石をちりばめた鏡「平螺鈿背円鏡」など、59件が出展されています。 第75回正倉院展は、奈良国立博物館で来月13日まで開かれています。