「すぐに破局してしまう」“付き合いたてのカップル”の特徴は。使いがちな“ヤバい言葉”3選
②「全部好き。嫌いなところなんて1つもない」
その「全部好き。嫌いなところなんて1つもない」という言葉が真実ならば、とても素晴らしいことです。しかし、現実的に考えて、そんなことはほぼありえません。 えてして目の前の恋愛に夢中になりすぎていて、“全部好き”・“嫌いなところがない”と勘違いしているだけのケースが非常に多いからです。 恋愛では顔、体型、性格、趣味、仕事、能力、経験、価値観、コミュ力など評価対象となる要素はさまざまですが、それらがさらに細分化しているので、何十、何百の要素があるわけです。それらの全てを好き(嫌いではない)という確率は非常に低く、そういう相手は1万人に1人もいないのではないでしょうか。 つまり、「全部好き。嫌いなところなんて1つもない」なんて言葉を言っている時点で、たいていはまだ恋人の知らない要素があることに気付いていないか、本当は嫌いな要素なのに冷静な判断ができておらず錯覚してしまっているか、どちらかの状態ということがほぼ確定しているのです。 そうやって“全部好き”・“嫌いなところがない”と勘違いしているとしたら、その自己洗脳が解けてしまったとき、どうなってしまうかは言わずもがなでしょう。
③「なんかわからないけど…ごめん。仲直りしよう」
恋愛において、意見や価値観の違いなどでケンカすること自体は、実はそんなに悪いことではありません。 ケンカしてしまったとしても、きちんと話し合って解決・改善していけば、同じような原因で衝突・対立することはなくなっていくため、次第にケンカもほぼしなくなっていきます。 ですが、ケンカが勃発したとき、すぐに「なんかわからないけど…ごめん。仲直りしよう」と言って、不和を解消しようとするのはよくないこと。それは言わば、臭い物にフタをしているだけで、原因をきちんと究明していないし、真の意味で問題解決していないからです。 例えば、不満を抱えている恋人の顔色を伺ってご機嫌を取るような行動をしたり、もしくは怒っている相手をなだめるためにベッドインして夜の営みでうやむやにしたり……。そうやって仲直りするということが多いのではないでしょうか。 ラブラブカップルの場合、片方が不満をぶつけることやケンカに発展することがあっても、すぐに仲直りするというケースは多いでしょう。けれど、不穏な空気に耐え切れずにろくに話し合いもせずに、とりあえず謝って原因解明・問題解決を先送りにしていたら、けっきょくは同じようなケンカを何度も繰り返すことになり、結果的に早期の破局に繋がってしまうのです。