トヨタ、メガバンクや損保から自社株をTOB 発行済み株式の2%を8068億円で取得
トヨタ自動車は7月23日、三菱UFJフィナンシャル・グループや東京海上日動火災保険などが持つ自社の株を公開買い付け(TOB)で取得すると発表した。発行済み株式の約2%を8068億4800万円で取得する。トヨタは同日、メガバンクや損害保険会社の株を売却すると発表しており、政策保有株の持ち合い解消を進める。 トヨタ株を売却するのは計7社で、三井住友フィナンシャルグループやMS&ADインシュアランスグループホールディングスなども名を連ねる。TOB価格は1株2781円で、22日の終値に対して10%ディスカウントする。 トヨタは5月に1兆円を上限とする大規模な自社株買いの方針を発表しており、今回の自社株買いは同枠を活用する。