ボーナスが減額→自動車ローンのボーナス払いがピンチ! 返済計画の4つの見直しポイント
自動車ローンで「ボーナス払い」を利用しているが、予想外のボーナス減額で、支払いが厳しくなってしまった…。そんな時はどうすればよいのでしょうか。今後の返済計画を見直すための具体的なステップをご紹介します。 【写真】新車価格600万円超!アルファード、ヴェルファイア…なぜみんな買えるのか 人気車種の不思議
そもそもボーナス払いの特徴とは?
通常「ボーナス払い」と呼んでいるものは、月々返済額にプラスして、ボーナス月に増額して返済する支払い方法です。例えば180万円を5年で返済したい時、ボーナス払いを取り入れれば月々の返済額を抑えることができます。 忘れがちなことですが、ボーナス払いがあるということは、その分だけ月々の返済額が安くなっているのです。 ▽支払い月はいつ? 一般に夏のボーナスは8月、冬のボーナスは12月または1月払いとなっていることが多いです。 ただし、ボーナス払いの支払い月は、契約者が自分で決めている場合と、ローン会社によって決められている場合があります。契約内容やローン会社によって異なるので、ローンの契約書を確認しましょう。 契約書が見つからない場合、支払い月や引き落とし日が確認できなかったという場合は、ローン会社に確認すれば教えてもらえます。
自動車ローンを滞納するとどうなる?
自動車ローンを滞納すると、以下のようなことが起こります。 ・滞納した分だけ、遅延損害金を追加で請求される ・滞納を続けると、最終的にはクルマの引き上げや裁判に繋がる ・信用情報が傷つき、今後のローン借入やクレジットカード作成が難しくなる ▽クルマの引き上げや裁判までの流れは? ・滞納翌日から、遅延損害金が発生する ・数日から数週間で、督促の書面や電話がくる ・1カ月ほど経つと、クルマ引き上げの通告が来る(※クルマの名義がローン会社の場合) ・1カ月半~3カ月程度で、クルマが引き上げられる ・そのクルマを売却してもローン残高に満たない場合、残額を請求される ・督促や残額支払いに応じないと、裁判となり財産差し押さえになる場合も 最初は遅延損害金や督促状で済みますが、放置すれば財産差し押さえの可能性もあります。「ローンが払えない」という場合は以下の選択肢を検討するとともに、金融機関と誠実に話し合うことが重要です。