「おかしなことをするな。残ってくれ」レアル・マドリー指揮官がナチョを直々に慰留か
レアル・マドリーを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、DFナチョ・フェルナンデスに残留を求めているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。 育成年代からレアル・マドリー一筋を貫いているナチョ。スターが集うチームの中で絶対的なレギュラーになることには苦労しているが、そのユーティリティ性と献身性でクラブを支え続け、6度のチャンピオンズリーグ(CL)、4度のラ・リーガ制覇などに貢献している。 現行契約が2024年夏までとなっている34歳のナチョは当初、今季をレアル・マドリーでのラストシーズンにするつもりでおり、数カ月前にアンチェロッティ監督とフロレンティーノ・ペレス会長にその意思を伝えていたとのこと。しかし、今ではアンチェロッティ監督が慰留に動いているという。 指揮官はナチョに対して「おかしなことをするな。レアル・マドリーに残ってくれ」と呼びかけたと伝えられている。ピッチに立っていない時の貢献も重要視しており、欠かせない選手として直々に引き留めているようだ。 レアル・マドリーの模範的なキャプテンとして期待を背負うナチョは、MLSを新天地とする可能性も報じられてきたが、最終的にどのような決断を下すのだろうか。