リヴァプールが遠藤のライバルを新たに獲得か ターゲットは昨季PSVを優勝に導いたスター
中盤の補強を画策中
リヴァプールは9年クラブで指揮を執ったユルゲン・クロップが感動的な退団をした後に、アルネ・スロットを新監督に迎え入れたが、今夏の移籍市場でまだ新戦力の補強を実現できていない。リヴァプールが関与した移籍はチアゴ・アルカンタラやジョエル・マティプのフリーでの退団といった選手の放出のみとなっている。 しかし、リヴァプールは今夏の補強を消極的というつもりはなく、中盤、CB、右SBなどいくつかのポジションの補強を画策中だとされている。昨夏はアレクシス・マクアリスター、ドミニク・ショボスライ、ライアン・フラーフェンベルフ、遠藤航を獲得し、中盤の陣容を一新した。そこにスロットは現在のメンバーにもう一人中盤を担える選手を獲得することを望んでいるようだ。 『Anfield Watch』によると、リヴァプールにとっての中盤の補強のファーストチョイスは昨季のPSVでMVP級の活躍を見せたヨエイ・フェールマンだという。現在25歳のフェールマンは、6番、8番、10番など、中盤の役割をマルチにこなすことができ、試合の組み立てに関与するだけでなく、ファイナルサードでも効果的にプレイできる。昨季は全コンペティションを通じて41試合に出場し、7ゴール19アシストを記録した。 昨季のPSVにおいてのフェールマンは間違いなくベストプレイヤーの一人で、さらに契約が2026年6月まで残っていることを考えると、PSVがフェールマンを安価で売ることはないだろう。それでも、リヴァプールが今夏の補強をまだ行っていないことから、フェールマンを獲得するために必要な資金を持っていると見られている。