『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で注目! 高井真菜「本格グラビアは最初で最後?」
◇このカットを表紙にして良かった! 9月25日に写真集『高井です。』(小社刊)を発売する彼女。初写真集の発表に踏み切った思いについて聞いた。 「じつは、最初にお話をいただいたときは、お断りしたんです。というのも、自分の中でビジョンを決めていて、そのビジョンでは写真集を出す、というのはもう少し先のイメージだったんです。もう少しいろいろな作品に出て、世間的な認知が上がってから、と思っていました。 以前、モデルを主体でやっていた頃は、写真集を出したい気持ちがあったんですけど、お芝居を頑張っていこうというときに、果たして写真集を出すのはどうなのかな…?って思いもありました。でも一度、スタッフの方とお話をさせていただいて、この方々となら一緒にやってみたいと思ったんです。 これまでは、自分でこうしたいと思ったことを具現化していくことが多かったんですが、この写真集を契機に、少し身を委ねてみるというのもいいのかなと思えたんです。それは、信用してみようと思えるスタッフさんに出会えたからこそ。 なので、写真集も撮影に向けてストイックに何かをするというよりは、生の私で撮影現場に入って、そこでどう演出をつけてもらおうか、ということを意識しました。読者の方には、生の私を感じてほしいです」 グラビア撮影について意識したことについても、こう説明してくれた。 「体質的にちょっと鍛えると、すぐにスリムになったり、筋肉がついてしまうんです。やはりグラビアは肉付きだと思っているので、痩せすぎないように意識しました。あとは、性格的に調べ始めると止まらなくなってしまうので(笑)、あえてグラビアらしいポージングも予習することなく撮影に挑みました。現場でカメラマンの方やスタッフなど、グラビアのプロの方にお任せしようと思ったんです」 『高井です。』というストレートなタイトルも印象的だ。 「タイトルも数ある候補のなかから、まずは自分を知ってもらおうと思って選びました。“正直、こんなに打ち合わせする人はなかなかいないですよ”とスタッフの方に言われるくらい、撮影に関しての打ち合わせは重ねて、そのおかげか撮影以外の時間も本当に楽しくて。そういう意味で、素で楽しんでいる私の表情が写真集には詰まっていると思います」 「思いが詰まりまくっています」と自信をのぞかせる写真集。お気に入りのカットについて聞くと……。 「海で撮影するというのが初めてだったので、海のカットは印象深いですね。あとは、裏表紙にさまざまなカットを集めたところ。私の手書きも添えてあるんですけど、ここを見ていただけたら、この撮影が本当に楽しかったんだなっていうのがわかると思います。 あと、普段は暗めの服を着ることが多いんですが、この年齢で写真集を出すからこそ、明るめの色の水着や衣装を着たい、というのは気持ちとしてあって。なので、黄色のビキニのシーンもとてもお気に入りですね。あと、水色がすごく好きなので、水色もたくさん入れていただきました。衣装の他にも、プールも水色でしたし、天気にも恵まれて青空だったので良かったです」 インパクトのある表紙についても、これにして良かったと胸を張る。 「表紙もいくつかの候補から私が悩んで決めました。友人からは“攻めたね”という感想よりも先に“綺麗だね”と言ってもらえたので、それがとてもうれしかった! 露出の多い少ないではなく、ちゃんと写真としての出来栄えの良さを褒めてもらえたような気がして、この表紙にして良かったなと思いました。本格グラビアは最初で最後、という帯の言葉に恥じない写真集が出来上がったと思います」 9月23日(祝・月)には、ブックファースト新宿店で発売記念イベントが行われる。 「これまでは、ファンの方と実際にお会いする機会というのが多くなかったので、イベントは今から緊張しているくらい楽しみです。いつもコメントをくださる方とか、舞台なども見に来てくださる方にお会いできるのはとてもうれしい。緊張してちゃいけないですよね(笑)。どっしり構えてないと、本当に楽しみなんです」 最後に、これからの展望について聞くと、この写真集が大きな契機になったと改めて語った。 「先ほどもちらチラっと話したんですが、どうしても考えすぎてしまう性格なので、もう少し軽く考えてもいいんだ、任せるところは任せてもいいんだ。この写真集を経て気づけたのは財産ですし、これからまた違う自分をお見せできるんじゃないかと思っています。まずは、お芝居で“この役は高井じゃないとダメだよね”と言われるような俳優になりたいです」
NewsCrunch編集部