過去にもあった『HiHi』と『美 少年』合体案 メンバーがSTARTO社退所で再び浮上の現実味
CDデビューが遠ざかった
『STARTO ENTERTAINMENT』(以下STARTO社)所属のジュニア5人組『HiHi Jets』の髙橋優斗(24)が9月19日に事務所の公式サイトで退所を発表した。さらに、10月11日には同ジュニアの6人組『美 少年』の金指一世(20)が11月1日をもって『STARTO社』を退所することも発表された。 【写真】中山優馬 9年間支え続ける「年上彼女」と居酒屋&カラオケ&お泊まり♡♡デート これにより、かねてから噂のあった2つのグループの合体が加速するのではないかと囁かれているという。 「『HiHi Jets』はCDデビュー目前のグループであり、なかでも髙橋は中心メンバーでした。ジュニア全体のまとめ役でもあり、『ザ少年倶楽部』や『ニュージェネ!』(共にBSプレミアム)でも目立っていたのです。グループのリーダー的存在の彼の抜けた穴はあまりに大きいですね」(アイドル誌エディター) 現在、STARTO社には、関東、関西で、いくつかのジュニアグループが存在する。『HiHi Jets』は関東の筆頭であり、いつデビューしてもおかしくない状態にまで来ているといわれていたが、髙橋の退所で、SNSでは 《CDデビューが遠ざかった》《また振り出しに戻ってしまった》などと落胆の声が広がっている。 「人気では、ずっと“東高西低”と言われてきたジュニアでしたが、『なにわ男子』や『Aぇ! group』という関西ジュニアの人気グループが相次いでCDデビューしています。『SUPER EIGHT』の横山裕(43)や大倉忠義(39)が積極的に彼らのプロデュースを続けていて勢いがある。 いわゆる性加害問題で、『関西・大阪万博』への絡みは一旦遠のいたと言えますが、STARTO社としては、『SUPER EIGHT』や『WEST.』、『なにわ男子』、『Aぇ! group』らによる関西発の合体グループ『KAMIGATA BOYZ』の活動を活発化させて、なんとかまた万博に食い込みたいと考えているようです」(前出・エディター) ◆合体、どう思う? そんな中、『KAMIGATA BOYZ』同様の“合わせ技”が関東ジュニアにもあるかもしれないといわれていたのだ。 「『HiHi Jets』と『美 少年』の合体です。実はこの案は’22年あたりから出ていた話で、旧ジャニーズ事務所の宣伝担当者が“お抱え”の芸能リポーターやアイドル誌のライター、スポーツ紙の記者らに、『合体、どう思う?』『どうしたらブレイクできる?』などとリサーチしていたのです。 そのとき、複数名から出てきたアイディアが『HiHi 美 少年』というユニット名にして、2グループを合体するという案でした。もともとファンの間では“Hi美”という呼び方もあるほど馴染みがあります。ただ、この案は、性加害問題が浮上したタイミングで頓挫していました」(スポーツ紙記者) 9月に髙橋が退所を発表した直後から、ファンの間でも、再び2つのグループの合体が囁かれるようになった。その理由として、ジュニア内では複数のグループで争わせて、ファンを盛り上げてCDデビューに向かわせるパターンが過去にもあったからだ。今も“スノスト”と呼ばれている『Snow Man』と『SixTONES』は結成時からライバル関係にあり、結果、同日にCDデビューを果たしている。そういった成功事例があり、合体案も決してあり得なくはないとファンは思っているようだ。 「もうデビューはないといわれていた“スノスト”は、2グループ同時にデビューさせることで、元々のファン以外も巻き込んで社会現象を巻き起こしました。我々記者やファンの間では、『HiHi Jets』と『美 少年』は王子様タイプが揃っていて、仕掛け方によっては、“スノスト”以上になるのではないかと、ずっと言われていたのです。 『美 少年』の金指が辞めたことで、両グループが合体してもメンバーは9人。決して多すぎることもありません。年内、合体の可能性は決して少なくないという意見もあります」(前出・記者) 現在、舞台やバラエティなどで個々に実力を発揮している『HiHi Jets』と『美 少年』のメンバー。果たして彼らの“合体デビュー”は、あるのだろうか。STARTO社は金指退所報道直後に『スポニチアネックス』の取材で、『美 少年』について「グループは継続していく予定です」と説明していた。FRIDAYデジタルはSTARTO社に、“合体”の可能性についてコメントを求めたが、期日までに回答は得られなかった。 果たして、どうなるのか。今後の状況を注視したい──。
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