新人王に輝いた西武ドラ1・武内夏暉に岩本氏「あのチーム成績で二桁勝って獲るなんて、並みの選手ではない」
◆ 平松氏「これが本当にルーキーか」齊藤氏「彼が自分で稼いだ10勝」解説陣から絶賛の嵐! 西武のドラ1ルーキー・武内夏暉は、今季21試合(145・1/3回)に登板し、10勝6敗・防御率2.17と好成績を挙げ、パ・リーグ新人王に輝いた。19日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース』年末大反省会SPでは、今季の武内の活躍ぶりが大きな話題となった。 平松政次氏は「ものが違った。球は走るし、制球も良い。なかなかこういうルーキーは入ってこない。後半少し落ちたが、それまではこれが本当にルーキーかというほど、十分に自分の力を出していた。新人王も獲って、よく頑張った」と高評価を送ると、齊藤明雄氏も「打線が悪かった中で10勝できたというのは、彼が自分で稼いだ10勝だと感じた。来季あと80イニングくらい投げて200イニング近くいけば、ものすごく自信になると思う。髙橋光成に代わって、エースになる可能性の高い投手だと思う」と来季以降の活躍に太鼓判を押した。 池田親興氏が「防御率と勝ち星が合っていないように感じるくらい、本当に安定した投球と走者を出した時の粘りが素晴らしい投手」と語ると、岩本勉氏も「文句なし。あのチーム成績で二桁勝って新人王獲るなんて、並みの選手ではない。ビギナーズラックもあっただろうし、夏場に少し成績が垂れ込んだ時にプロの厳しさも感じてそれを乗り越えたという、すごく凝縮された一年を得たと思う」と武内のプロ1年目を分析した。 五十嵐亮太氏は「西武は監督も途中で代わり、チーム打率も低く、得点も最下位だった。こうなると先発投手は、先制点を取られちゃいけないなどいろんなプレッシャーがある。その中でルーキーとは思えない安定感で、すごく落ちついていた。どんな時もメンタル的にぶれなかった。技術的には年間通して戦うのは難しいが、持ちこたえる強さも感じて、頼もしかった」とチームを支えたルーキーの投球を称賛した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
BASEBALL KING