アニメ『戦隊大失格』M・A・O演じるピンクキーパーの新事実が次々と明かされる…熱き想いを語った対談
TBS系全国28局ネットにて毎週日曜日に放送中のTVアニメ『戦隊大失格』より、明日より放送開始となる次回第6話の放送を前に、キャスト陣によるインタビュー鼎談(ていだん)の様子が公開となった。 【画像】1週の休みを明け新展開も…インタビューカット(全5枚) ※以降、第5話までの内容に関する言及があります 5月12日(日)に放送された第5話では、M・A・Oさん演じるピンクキーパーが桜間日々輝の姉、桜間世々良であることが明かされ、その事実と共に世々良の弟に対する愛の重さが判明。謎に包まれていたピンクキーパーの素顔が解禁されたことを受けて、M・A・Oさん(ピンクキーパー/桜間世々良役)、梶田大嗣さん(桜間日々輝役)、矢野優美華さん(錫切夢子役)をお迎えし、ピンクキーパー=桜間世々良についてたっぷりと語られていた。
ようやく解禁!世々良はクールビューティー…だけど変な人!?
梶田 やっと日々輝と世々良が姉弟であることを語れるので、いろいろ伺いたいです。世々良を演じるにあたって、さとう監督は何とおっしゃっていたんですか? M・A・O 第1話のアフレコのときに、さとう監督から「世々良って変な子だよねぇ」と声をかけていただきました。基本的には普通だけれど、「弟のこととなるとおかしくなっちゃうんだよね」と。弟を溺愛するあまり、日々輝くんに関するときだけは大きく針が振れる(笑)。そのギャップも含めて魅力的なキャラクターだと感じました。 矢野 世々良を演じるうえではどんなことに気をつけていらっしゃいますか? M・A・O 基本的に、感情の起伏が激しくならないように気をつけています。戦闘員Dが擬態した日々輝くんに反抗されるシーンで少し威圧感を出していましたが、夢子ちゃんと廊下で会話するシーンでは、あからさまに失礼な態度をとられても、「そういう子なのね、勝手にしなさい。一応、この場では注意しておくけど」ぐらいの感じで、世々良さんとしてはあまり相手にしていない雰囲気を意識して演じさせていただきました。 矢野 夢子のことはモブのひとりぐらいに考えていそうでした。 M・A・O やはりそこはピンクキーパーとして、トップの余裕も感じられるシーンだと思いました。 梶田 世々良が裏で「日々輝~っ!」と悶えていることって、日々輝本人は知らない一面なんですよね。日々輝が幼い頃から、世々良は日々輝に対してはクールな姉だったので。いつからブラコンになったのか、何をきっかけにあそこまでなってしまったのかがすごく気になっています(笑)。 M・A・O 日々輝くんが大好きなことは絶対に本人には見せないようにしていて、そうやって鍛えられたから、普段からポーカーフェイスでいられるのかなと思います。表情には出さないですが、心の中では「日々輝、日々輝…あぁ、なんて可愛らしいの!」と激しく感情が渦巻いているのでしょうね。 梶田 世々良が大戦隊にいるのは、日々輝を危険な目に遭わせたくないから。日々輝も日々輝で、目的は一致していると思っています。お互いを思っていることは間違いないのかなと。 M・A・O 大戦隊のトップにいて裏側を見ているから余計に、最愛の弟には関わらせたくないという気持ちが強くなったのかもしれませんね。 梶田 ドロドロした裏側を見ても世々良が大戦隊にいられる理由ってなんだと思いますか? M・A・O シンプルに日々輝くんのためだけだと思います。怪人を倒したいと願うのも両親の仇を討ちたいからであって、世界平和についてはそれほど深く考えていないのではないでしょうか。キャラクターそれぞれに関する正義や悪といった部分も、この作品の魅力の一つだと感じています。