夫のお小遣いは月3万円ですが最近は足りないと言われます。子どもの教育費などで家計は大変なのですが、飲み代のために値上げしないといけないですか?
夫から「飲み会が多くなったから月3万円の小遣いだと足りない」などといわれて困っていませんか。 教育費などを準備しなければならないため、簡単には増やせないと考えている人もいるでしょう。男性会社員はどれくらいの小遣いをもらっているのでしょうか。 本記事では、男性会社員の小遣い平均額と小遣い額の決定方法を紹介します。
男性会社員の小遣い平均額
株式会社SBI新生銀行が、20~50代の有職者2700名を対象に実施した「2023 年会社員のお小遣い調査」によると、2023年における男性会社員の小遣い平均額は1カ月あたり4万557円です。 前年比1915円増で、13年ぶりに4万円を超えました。具体的な小遣い額は年代により異なります。各年代の平均額は次のとおりです。 ●20代:4万6453円 ●30代:3万7178円 ●40代:4万801円 ●50代:3万7911円 また、小遣い額はライフステージによっても異なります。 未婚の平均額は4万7484円、「既婚・子どもなし・共働き」の平均額は4万437円、「既婚・子どもあり・共働き」の平均額は2万9260円です。共働き世帯では、子どもの有無で1万円以上の差が生じています。 ◆小遣いの使い道 男性会社員は、小遣いを何に使っているのでしょうか。同調査によると、最も多い使い道は1万3176円の「趣味の費用」です。 ここに、1万1437円の「車関係・ガソリン代」、1万1896円の「飲み代」、1万202円の「嗜好(しこう)品代」、9890円の「昼食代」が続きます。飲み代は主要な小遣いの使い道といえそうです。
月3万円の小遣いは少ない? 小遣いを増やすべき?
株式会社SBI新生銀行が実施した調査によると、男性会社員の小遣い平均額は4万557円です。月3万円の小遣いはやや少ないといえます。 ただし、「既婚・子どもあり・共働き」に限定すると小遣いの平均額は2万9260円です。子どもがいる場合は、月3万円でも少ないとはいえないでしょう。とはいえ、夫が不足を感じているのであれば、増やす必要はないともいいきれません。夫の小遣いはどのように決めればよいのでしょうか。