孫興民と契約延長せず報道のトットナム 元スカウトが非難「考え直す必要がある」
イングランド・プレミアリーグのトットナムが、今季限りとなっている韓国代表MF孫興民(32)との契約を延長しないとされていることで非難された。 英紙「テレグラフ」は、トットナムは孫と契約を延長せず、1年の延長オプションを行使すると報じており、英メディアは「TBRフットボール」は、その方針に孫陣営がショックを受けていると伝えていた。場合によっては来夏にも移籍する可能性もあるだけに、トットナムでスカウトを務めたブライアン・キング氏が、「トットナム・ニュース」に、こう持論を展開した。 「孫は近年、ハリー・ケインと並んでトットナムの傑出した選手の一人だ。もしクラブが孫に2年契約の価値がないと考えているなら、役員会は考え直す必要があると思う。トットナムが孫にクラブを離れ、サウジアラビアリーグに参加するチャンスを与えるのは愚かなことだ」 さらにピッチ外での献身ぶりも主張する。「彼がクラブにいるだけでも、舞台裏で若手選手たちを大いに助けている。彼は若い選手たちにとって、努力と熱意がいかに大切かを教えてくれる存在だ」。孫のトットナムの未来は、いかなるものになるのだろうか。
東スポWEB