センバツ21世紀枠県推薦校表彰 三島南主将「自覚もち練習」 /静岡
来春の第93回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)の21世紀枠県推薦校に選ばれた県立三島南高(三島市)に17日、日本高野連と毎日新聞社から表彰状が贈られた。部員を代表して受け取った伊藤侍玄主将(2年)は「静岡の代表として、自覚をもって練習に励んでいく」と意気込んだ。 【真夏の熱闘】交流試合の写真特集はこちら 表彰状授与式は31人の部員のほか、持山育央校長や県高野連の野部道太会長らが出席。野部会長は「野球だけでなく、地域貢献もしていることは評価に値する。県を代表して甲子園に行ってくれることを切に願っている」と部員を激励した。 三島南は今年の秋季県大会でベスト4入り。幼稚園児や小学生などを対象に野球教室を開催して野球の普及活動に力を入れているほか、練習にICT(情報通信技術)を活用する創意工夫などが評価された。 21世紀枠は全国で計3枠が選ばれる。各都道府県の推薦校は12月に全国9地区で各1校に絞られ、来年1月の選考委員会で決定する。【深野麟之介】