宇都宮のインキュベーション施設で起業家交流イベント 仙台の事例を学ぶ
起業家の交流イベント「Open Session Friday(オープン・セッション・フライデー)」が11月22日、宇都宮市起業家支援施設「宇都宮ベンチャーズ」(宇都宮市中央3)で開かれる。(宇都宮経済新聞) 同イベントは、「世の中を変えるような画期的アイデアやプロジェクトが生まれる環境を」との思いからスタートし、今回で37回目を迎える。現在は、起業や新規事業開発に関心がある人や、企業間連携を検討する人などが集まり、宇都宮市内で隔月、テーマを変えながら開催している。 今回は宇都宮ベンチャーズと中小企業基盤整備機構の共催で、「社会起業家×インキュベーション」をテーマに開く。 第1部では、仙台市のインキュベーション施設「INTILAQ東北」センター長・佐々木大さんが仙台市での支援事例を紹介。第2部では「宇都宮ベンチャーズ」のインキュベーションマネジャーと卒業企業も参加し、先駆的な支援事例や地方インキュベーション施設のあり方をトークセッションで探る。後半には参加者同士の交流会も予定。 宇都宮ベンチャーズの運営を受託し、今回のトークセッションに登壇するエンターテイン(東京都千代田区)の常川朋之社長は「東京には最新の社会動向に触れられるイベントが多くあるが、地元の宇都宮でも気軽に新しい知見や情報を得られ、アイデアを持つ仲間と出会える場をつくりたい」と話す。 宇都宮市産業政策課産業イノベーショングループの石崎真穂さんは「起業を考えている方には、ぜひ参加してほしい。今回のイベントが宇都宮ベンチャーズを知ってもらうきっかけになれば」と参加を呼びかける。 開催時間は18時30分~20時30分。参加無料。要事前予約。
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