西武・西口監督が2年目・武内夏暉に自然体のススメ「あまり考えすぎることはマイナスになる」
西武・西口文也監督(52)が1日、2年目を迎えた武内夏暉投手(23)に〝ありのまま〟の自然体で臨むよう助言を送った。 「変に考えすぎず、普段通りの自分のピッチングをやってくれれば、なんら問題はない」 3球団競合の末、国学院大からドラフト1位で入団した昨年のルーキーイヤーは21試合に登板し、チームトップに並ぶ10勝(6敗)、防御率2・17をマークして新人王に輝いた。データが出そろう今季は相手チームからのマークが厳しくなることが予想される中、指揮官は「あまり考えすぎることはマイナスになる。昨年ぐらい普通に投げてくれれば」とアドバイスした。 尊敬する平良に弟子入りして、沖縄・石垣島でプロ入り後初の自主トレに臨む。武内は「(今季は)25試合登板を目標に昨年以上の数字を出したい」と気合十分。西口監督は将来のエース候補に「大事な試合で勝てるのがやっぱりエース。先発投手は全員自分がエースという気持ちでやってほしい」とさらなる飛躍を期待した。(石井孝尚)