松本人志さん名誉毀損訴訟 文春側は「記事は真実」と反論 第1回口頭弁論はわずか5分で終了
日テレNEWS NNN
ダウンタウンの松本人志さんが自身の性的行為に関する記事で名誉を傷つけられたとして、週刊文春側を訴えた裁判が28日から始まりました。第1回の口頭弁論はわずか5分で終了し、文春側は全面的に争う姿勢を示しました。 ◇ 28日朝、東京地裁にできた長い列。それは時間の経過とともにのびていき… 記者 「受付開始まで20分ほどあるのですが、敷地の外にまで列ができています」 目的は28日に開かれた“注目の裁判”です。
傍聴券を求めた人 「松本人志さんの裁判の傍聴券を取りに来ました。きょうは有給休暇いただきました。真実が明らかになればいいなと思っています」 「ネットで騒がれている本当のことを、やっぱり自分の耳で聞いて知りたいなと」 名誉を傷つけられたとして、週刊文春側を訴えたダウンタウンの松本人志さん。真実を知りたい、とわずか19の傍聴席に691人が集まりました。
ことの発端は去年12月の「週刊文春」に掲載された、松本さんの女性との性的行為に関する記事です。その内容について、松本さんは“事実無根”と否定。翌月には「裁判に注力したい」として芸能活動を休止し、5億5000万円の慰謝料などを求め、文藝春秋と編集長を提訴しました。
約2か月の沈黙の末、今週コメントを発表した松本さん。 松本さんの公式Xより 「人を笑わせることを志してきました。たくさんの人が自分の事で笑えなくなり、何ひとつ罪の無い後輩達が巻き込まれ、自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです」
28日、午後2時半から行われた第1回口頭弁論。松本さん本人は姿を見せず、わずか5分で閉廷。「週刊文春」側は全面的に争う姿勢を示しました。 ◇ 今回の裁判の争点は“記事が真実だったか”または“真実だと信じる相当の理由があったか”という点です。