松本人志さん名誉毀損訴訟 文春側は「記事は真実」と反論 第1回口頭弁論はわずか5分で終了
訴状によると、松本さん側は記事について次のように主張しました。 松本人志さん側 「客観的証拠は存在しないにもかかわらず、一方的な供述だけを取り上げて記事として掲載するという、極めてずさんな取材活動に基づくもの」
一方の「週刊文春」側は、答弁書によると… 週刊文春側 「複数回の取材を重ね、証言の具体性があるか、当時の状況と矛盾しないかなどを慎重に検討した」 “記事は真実”だと反論し、どの部分が事実に反するのか明確にするよう求めました。 28日、松本さん側は「特定の女性が誰か特定されないと認否できない」と主張しましたが、週刊文春側は「個人情報は回答できない」としています。 ◇ 閉廷後、取材に応じた松本さんの弁護士は「現段階で和解の兆候はない」と話しました。現在の松本さんについては「憔悴(しょうすい)した様子などはない」と説明し、今後、松本さんの本人尋問を行う可能性も高いとしています。ほかの後輩芸人についても、立証の必要があれば出廷を依頼するということです。 芸能界を揺るがした週刊誌報道を巡る裁判。次回は6月5日、非公開で審理が行われる予定です。