幸田もも子原作『あたしの!』渡邉美穂&INI木村柾哉W主演で実写映画化決定!
「ヒロイン失格」「センセイ君主」などの作品で知られる幸田もも子の同名コミックを、渡邉美穂とINIの木村柾哉のダブル主演で実写映画化する『あたしの!』が、2024年秋に全国公開されることが決定した。 【写真を見る】『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』で主人公の日本語吹替を務めたINI高塚大夢 本作は幸田が「別冊マーガレット」にて2017年~18年に連載していた「あたしの!」を原作にしたラブコメディ。正直で嘘がつけず思ったことはすぐに伝えてしまう関川あこ子と、心の奥を見せられない、あこ子の小学生からの大親友、谷口充希。高2の新学期初日、学校イチの人気を誇る1つ年上の先輩、御共直己がまさかの留年により2人の同学年に降臨。即一目ぼれしたあこ子と、好きではないと言いながら怪しい動きをする充希。学校イチの王子様をめぐる恋の戦いが幕を開ける。 主人公のあこ子を演じるのは日向坂46の元メンバーで卒業後はドラマ「SHUT UP」、「あなたの恋人、強奪します。」に出演し俳優として活躍をしている渡邉。そして、もう1人の主人公、直己を演じるのは、サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」を通じて結成されたグローバルボーイズグループ「INI」でリーダーを務める木村。2人は映画初出演にしてダブル主演、そして初共演となる。 渡邉は「出演のオファーをいただき、初めての映画で初主演という大きなチャレンジにとても緊張しプレッシャーも感じていました」とオファー時の心境を明かし、同じく木村も「最初お話をいただいたときは、初めての映画への挑戦でもあるので、嬉しいと同時に不安も大きかった」と2人とも当初は不安が大きかったと明言。しかし撮影が始まると「キャスト、監督、スタッフの皆様が『みんなで頑張っていこう』と現場をとても明るくしていただき、背負い込みすぎず、でも一生懸命に撮影に臨むことができました」と渡邉は嬉しそうにコメント。一方の木村も「監督がリモートでも本読みをしてくださり、撮影では人見知りの僕をキャストやスタッフの皆さんが盛り上げてくださって、クランクアップの時には達成感で感極まってしまいました」と撮影の充実ぶりを語っている。 原作者の幸田は、何度も撮影現場に足を運び、キャスト・スタッフとの交流を重ねていて、映画化について「原作を読んでくれた方も、読んでない方も間違いなく楽しめる映画だと思います!」とコメント。ダブル主演の2人については「美穂ちゃんの演じるあこ子は清々しく誰もが応援したくなっちゃうようなあこ子でした。恋に必死なあこ子に、時には笑い、終盤では涙止まりませんでした。あこ子と充希がバッチバチに取り合う直己くんは画面直視できないくらいパーフェクトなかっこよさでとっても素敵でした!」と太鼓判を押している。 監督を務めるのは、マカロニえんぴつ「なんでもないよ、」や乃木坂46「君に𠮟られた」、Vaundy「走馬灯」など多くのMV、TV CMを手掛け、22年にはドラマ「夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~」も手がけた横堀光範。長編映画初監督となる本作では監督に加え、撮影、編集も務めた。横堀は「人を好きになって、ぶつかって、分かり合えたその先にある『成長』と『喜び』を、あこ子を通してみなさまの心に響く映画になることを願っています」と語り、本作への意気込みを「僕にとって初めての映画監督作品です。いままでの少女漫画原作映画とは一味違う映画にしたい、そんな思いを最高にフレッシュな役者陣、スタッフ陣と共にできたことをとても嬉しく思っています」と語っている。脚本は、映画『恋わずらいのエリー』(24)、ドラマ「あなたがしてくれなくても」、「瓜を破る~一線を越えた、その先には」、「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」などを手がける、おかざきさとこが担当する。 公開に向けて渡邉は「恋をとるか、友情をとるか、悩ましくてもどかしいお話ではありますが、笑いあり、涙あり、キュンキュンあり!の本当に盛りだくさんな内容になっていると思います。あこ子やみんなが成長する姿も見届けていただけたらと思います。ぜひお楽しみに!」と本作をアピール。木村も「友情、恋だけではなく、他にもすごく色々なことが詰まっている映画です。喜んでいただけるようなシーンもたくさんあり、見終わった後は絶対に好きになってもらえる映画になっていると思います。わくわくしながら公開をお待ちいただけたらと思います」と作品の出来栄えに自信を覗かせている。 学校イチの王子様をめぐって親友同士が恋の火花を散らせる本作。主演コンビを支える共演陣などの追加情報からも目が離せない! ■<キャストコメント> ●渡邉美穂(関川あこ子役) 「『あたしの!』の出演のオファーをいただき、初めての映画で初主演という大きなチャレンジにとても緊張しプレッシャーも感じていました。けれど、キャスト、監督、スタッフの皆様が『みんなで頑張っていこう』と現場をとても明るくしていただき、背負い込みすぎず、でも一生懸命に撮影に臨むことができました。映画『あたしの!』は恋をとるか、友情をとるか、悩ましくてもどかしいお話ではありますが、笑いあり、涙あり、キュンキュンあり!の本当に盛りだくさんな内容になっていると思います。私の演じる、あこ子は猪突猛進で素直でパワフルな女の子で、周りの人を巻き込んでドタバタしますが、あこ子やみんなが成長する姿も見届けていただけたらと思います。ぜひお楽しみにしてください!」 ●木村柾哉(御共直己役) 「最初お話を頂いたときは、初めての映画への挑戦でもあるので、嬉しいと同時に不安も大きかったです。ですが、監督が通常の本読みに加え、リモートでも本読みをしてくださり、撮影では人見知りの僕をキャストやスタッフの皆さんが盛り上げてくださって、クランクアップの時には、不安もなくなり、達成感で感極まってしまいました。友情、恋だけではなく、ほかにもすごく色々なことが詰まっている映画です。喜んでいただけるようなシーンもたくさんあり、見終わった後は絶対に好きになってもらえる映画になっていると思います。わくわくしながら公開をお待ちいただけたらと思います。映画館で観てくださった方の心を動かせたら嬉しいです」 ●横堀光範(監督) 「SNSやインターネットでコミュニケーションを取ることが多くなった今の時代で、ここまでど直球で素直に気持ちを伝える事の出来るあこ子という主人公が羨ましくも、懐かしく思えます。この映画は『恋愛』と『友情』の間で悩むあこ子が、持ち前の強さで壁に立ち向かい、少し大人に成長するお話しです。あこ子と一緒に、甘酸っぱくて、笑えて、少し泣ける、『青春』をど直球に体験できるような映画になったと思います。人を好きになって、ぶつかって、分かり合えたその先にある『成長』と『喜び』を、あこ子を通してみなさまの心に響く映画になることを願っています。僕にとって初めての映画監督作品です。今までの少女漫画原作映画とは一味違う映画にしたい、そんな思いを最高にフレッシュな役者陣、スタッフ陣と共にできたことをとても嬉しく思っています。早く皆様にこの映画が届くのを楽しみにしています」 ●幸⽥もも⼦(原作) 「とにかく何事にもど直球のあこ子、はたからみたらかなりヤベェやつになりかねないのに美穂ちゃんの演じるあこ子は清々しく誰もが応援したくなっちゃうようなあこ子でした。恋に必死なあこ子に、時には笑い、終盤では涙止まりませんでした。あこ子と充希がバッチバチに取り合う直己くんは画面直視できないくらいパーフェクトなかっこよさでとっても素敵でした!原作を読んでくれた方も、読んでない方も間違いなく楽しめる映画だと思います!私も幼なじみ誘っていっぱい観に行きたいと思います」 文/スズキヒロシ