「極悪女王」衝撃の裏側 敗者髪切りデスマッチは本番一発撮り!
唐田には髪の毛を本当に切るのか、カツラでいくのか……という選択肢が用意されていたという。しかし唐田は実際に髪を切る選択をした。唐田はその理由を、「オーディションの際、長与千種さんを演じるには丸刈りにするというのは条件に入っていたので、やるものだと思っていました。でも撮影が進むにつれて、プロデューサーさんが気を使ってくださって“カツラでも大丈夫ですよ”と言ってくださったんです。でも自分としてはそのことを含めて覚悟を持って臨んでいたので、全部本物でやりたいと思ったんです」と明かす。
ゆりやん、唐田、さらに剛力彩芽らレスラー仲間、そして白石監督をはじめとするスタッフたちが作り上げた壮絶な「髪切りデスマッチ」。いま考えると、こんな試合が地上波のゴールデンタイムで流れていたことにも驚きを覚える。(取材・文:磯部正和)