影山優佳が語る日向坂46卒業からの1年 「新しい道を切り開いていけるかは自分の努力次第」
影山優佳「感謝の気持ちを行動で示せるようになっていきたい」
ーー影山さんが思う『オクトー』シリーズの魅力を教えてください。 影山:やっぱり、朱梨が目を合わせた相手の感情を色として見ることができるところですかね。そのおかげで、現実だったら「こんなひどい人がいたんだね」で流されてしまう部分を、「自分がこういう環境に置かれたら、どうするか?」と考えることができました。刑事ものではありますが、誰かの心に寄り添いたくなるような作品になっていると思います。 ーー人の感情を色として見ることができるという設定も斬新で面白いですよね。 影山:だからこそ、あまり出てこない気持ちにフォーカスを当てることができるんですよね。たとえば、犯人がなぜそういうことを起こしてしまったのか、とか。Season2は、さらに感情にフォーカスが当たっていると思うので、注目してもらえたらうれしいです。 ーー日向坂46を卒業されてから約1年、ドラマ出演が続いていますね。 影山:こうやってご縁をいただけることが、どれだけ貴重で大切なことなのかを噛み締めながら過ごしてきた1年でした。これから新しい道を切り開いていけるかは自分の努力次第だと思うので、もっと自分を高めていけたらなと。あとは、感謝の気持ちを行動で示せるようになっていきたいなと思います。 ーー最後に、今後のビジョンを教えてください。 影山:お芝居のスタートは遅い方だと思うので、いろいろな役柄に挑戦していきたいです。学校などで「相手の立場になって考えてみよう」と言われたりしてきたと思うんですけど、それがいちばん難しいですよね。ただ、自分が役によって立場を変えられるというのが、お芝居の面白いところだと思います。なので、今度は逆に犯人役とかもやってみたいです。どんな人間にもみんな心があって、心でお芝居をしていると思うので。役を通して、今まで感じてこなかった感情を経験してみたいです。
リアルサウンド編集部