美しすぎる町中華店主・池田穂乃花が初のデジタル写真集を発売! 祖父から受け継いだお店を立て直し、国内外からファンが訪れる行列店に!
デカ盛りや美人店主などSNSで度々バズっている千葉県松戸市の町中華「中華 東東(とんとん)」。そこで3代目店主を務める池田穂乃花さんが6月3日(月)、初のデジタル写真集『美しすぎる町中華店主の素顔』をリリースした。 【写真】池田穂乃花のOFFっぽい姿 仕込みから調理、接客まで、働いている"ON"の姿と、出勤前やお出かけなどのプライベートシーンをイメージした"OFF"の姿をまとめたスペシャルな一冊。また、『週刊プレイボーイ 25・26号』では店主として働く彼女を密着した特集記事も掲載している。 祖父が1980年に創業したお店の3代目となった彼女に、一度は潰れかけたお店を再生するまでの苦労話や今後の展開などを聞いた。 * * * ――デジタル写真集『美しすぎる町中華店主の素顔』がいよいよ発売。パジャマやワンピースの衣装でプライベートっぽい撮影もさせていただいて、どれもかわいかったです! 池田 ありがとうございます(笑)。現場でもスタッフさんたちに「かわいい」って言っていただいて、すごく照れながら楽しく撮影できました。中華料理店で働く姿とはまた違う、新しい一面を皆さんにお届けできるんじゃないかなと思っています。 ――そして、もちろん「中華 東東」の店主としての姿も密着させていただきました。2020年、高校3年生だった池田さんがおじいちゃんのお店を継ぐことになったのは何がきっかけだったんですか? 池田 おじいちゃんのガンが発覚して、病院の先生から余命3ヶ月と宣告されてしまったんです。闘病中も「お店は大丈夫か?」って、従業員の方とビデオ通話をよくしていて。自分の体のことよりお店のことばかり心配する姿に心を打たれ、お店を継ぐことを決意しました。 ――高校生でお店を継ぐって一大決心だと思うんですけど、おじいちゃんが亡くなってから後継者はいなかったんですか? 池田 誰もいなかったんです。母は忙しかったため、私が3代目として働き始めて。もうお店を閉めようって話も出ていたんですけど、おじいちゃんのお店をどうしても守りたくて「私がお店を継ぐね」って突然家を飛び出した感じでした。 ――お店を再開してからも苦労の連続だったそうですね。 池田 まず、レシピを一切残していなかったので、"おじいちゃんの味"を再現するのが難しかったです。常連の方や家族など、味を覚えている人たちに何度も食べてもらいグラム単位で調整を続け、味を取り戻すまでに1年半くらいかかりました。 ――しかもアルバイト経験や料理経験もゼロからのスタートだったそうですね。町の人たちから愛されていたおじいちゃんがいなくなったことや味の変化による客離れだけでなく、当時はコロナ禍も重なっていました。 池田 夜だと多くても5組とか、赤字ギリギリの状態でした。最初は自分のお給料なしから始めて、お店の味を取り戻すことを目指しながら価格の改定やメニューの変更などできる限りのことをやりました。 ――少しずつお店を立て直すなか、ずっと一緒に働いている幼馴染のジェンジェンさんと始めたSNSの宣伝がお店を大きく進化させました。 池田 私がX、ジェンジェンがインスタって分担して、最初はフォロワー数や再生数を競いながらやっていました。私自身、Xはやったことが一度もなく、慣れないながらもなんとか始めました。「今日フォロワーが何人増えたよ」とか毎日言い合って、ひとりだったら続かなかったと思います。 ――そもそも最初にバズった動画はなんだったんですか? 池田 デカ盛りメニューの「ステーキチャーハン」です。SNSに投稿したら大食いの方に注目していただいて、YouTuberの方々にたくさん取り上げていただいて。そのあとに私も顔出しするようになって、さらに広がった感じだと思います。 ――今やお店の名物となっている"デカ盛り"はどんな発想から生まれたんですか?