大谷翔平、日本人選手初の通算200号&球団新の前半戦56長打達成 ドジャースは5点リード守り切れず延長サヨナラ負け
○ タイガース 11x-9 ドジャース ● <現地時間7月13日 コメリカ・パーク> ロサンゼルス・ドジャースが5点リードを守り切れず、延長戦の末にサヨナラ負け。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場し、MLB通算200本塁打を達成した。 初回、先頭打者の大谷は右翼線へ今季55本目の長打となる三塁打を放ち、シーズン前半戦における長打数の球団タイ記録をマーク。いきなりチャンスメイクを果たすと、3番フレディ・フリーマンの一ゴロの間に本塁へ生還。幸先良く先制点を挙げた。 そして同点で迎えた5回表の第3打席では、ルーキー右腕モンテロの甘く入ったチェンジアップを捉え、右翼ポール際へ飛び込む29号勝ち越しソロ。2018年のMLBデビューから7年、809試合目で通算200本塁打を達成。さらに前半戦56本目の長打をマークし、球団記録を更新した。 続く6回表、無死一、三塁の好機では二ゴロの間に三塁走者を生還させ、2打席連続の打点をマーク。8回表の第5打席は四球で出塁し、すぐさま今季23個目の盗塁に成功。その後三塁へ進み、フリーマンの犠飛でこの試合3得点目を記録。リードを5点に広げ、タイガースを突き放した。 ところが、ドジャースは9回裏に5失点。5番手リッキー・バナスコが2点を失い、一死も奪えず降板すると、守護神エバン・フィリップスは二死から6番ケリーに適時打を許し、7番キースに9号同点2ランを被弾。痛恨のセーブ失敗を喫し、試合は延長タイブレークへ突入した。 ドジャースは10回表、一死満塁の絶好機を迎えるも、フリーマンが遊ゴロ併殺打に倒れ無得点。10回裏に7番手ヨハン・ラミレスが2番ウルシェラに4号2ランを浴び、サヨナラ負けを喫した。 この試合の大谷は4打数2安打、1本塁打、2打点、2四球、1三振、1盗塁という内容。6試合ぶりの一発を放ち、日本人選手として初めて通算200号の大台に到達。今季成績は打率.314、29本塁打、OPS1.037としている。
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