「妻、小学生になる。」に小島幸子、岩中睦樹が出演 OP主題歌は「pachae」が担当
10月から放送を開始するテレビアニメ「妻、小学生になる。」に、小島幸子、岩中睦樹の出演が決定し、オープニング主題歌をポップスバンド「pachae」が担当することが明らかになった。本キービジュアルも公開されている。 村田椰融氏が「週刊漫画 TIMES」(芳文社刊)で2018~22年に連載していた原作漫画は、累計部数300万部を突破した人気ヒューマンドラマ。10年前に妻・貴恵(CV:悠木碧)を失って以来、失意の日々を送っていた夫・新島圭介(平川大輔)と娘・麻衣(野村麻衣子)の前に、小学生の少女・白石万理華(悠木)へと生まれ変わった貴恵が現れる。22年には堤真一、石田ゆり子、蒔田彩珠らの出演でテレビドラマ化もされた。 小島は万理華の母である白石千嘉役を担当。岩中は麻衣と出会うことになる愛川蓮司役を務める。pachaeによるオープニング主題歌のタイトルは「アイノリユニオン」に決まった。 キービジュアルは、ヒマワリが咲き誇るなか、死んだ貴恵と生まれ変わりの万理華を、うれしそうに追いかける圭介と麻衣を描いたイラスト。「10年前に死んだ妻が、ランドセルを背負って帰ってきました」というキャッチコピーが添えられており、千嘉と蓮司、守屋好美(岡﨑加奈)も登場している。 キャスト、pachaeからのコメント全文は以下の通り。 【小島幸子(白石千嘉役)】 Q1.原作を読んだ感想 私は子供がいるので、自分や子供に当てはめて、すごく感情移入してしまいました 「もし同じ状況になったらどうなるだろうか」とハラハラしながらページをめくりました それぞれに正義があって、誰も悪い人がいないんですよね……。 Q2.演じたキャラクターについて すごーーーく考えさせられました 過去のトラウマだったり現在の状況だったりで本当に子供との向き合い方が難しいお母さんたち、たくさんいると思うんです 何かズレてしまうともちろん、私もそうなるかもしれません。 それでも家族なんです。 演じてる時はすごく苦しかったです Q3.今回は物語の大切な要素として“お弁当”がございます。好きなお弁当と理由をお聞かせください ウチの事務所の社長が、「美味しいお弁当って絶対仕事やる気になるでしょ!」って人なので(先代から)舞台や現場に差し入れてくれるお弁当は、マジで美味しいんですよ! だからいろんな美味しいお弁当知ってます(笑)! Q4.ファンに向けて一言 キャスト、スタッフみんながすごくていねいに作った作品です。 幸せってそれぞれにあって、それぞれの幸せを擦り合わせていく、受け入れていくことが大事なんだと思います。 ぜひ大切な人と見てもらいたいです 【岩中睦樹(愛川蓮司役)】 Q1.原作を読んだ感想 素敵な絵にお話。 妻が小学生になっちゃった! という設定から生み出される笑えるシーンや感動するシーンの数々。 最後の方は泣きすぎて鼻が詰まりました。 素敵なシーンやキャラクターたちがアニメで動きがつくことに、一視聴者としてとてもワクワクしております。 Q2.演じたキャラクターについて 蓮司は独特な雰囲気をまとった青年です。 口数が少なくて勘違いされやすそうな青年ですが、しゃべってみるとすごく紳士でかっこよくて、定規みたいにまっすぐな男で、ギャップにやられました。 演じる時もそれを崩さないように監督さんや音響監督さんと相談を重ねながら収録に臨みました。 Q3.今回は物語の大切な要素として“お弁当”がございます。好きなお弁当と理由をお聞かせください 母親の作るお弁当も好きでしたが、折尾駅のホームで立ち販売してる東筑軒のかしわめし弁当も好きです。 折尾駅で降りると"かしわ~めしべんとぉ~"と独特な歌声が聞こえてきます 思い出しただけで泣きそうになりました(?)。 海外のドラマなどでよく見かける、茶色い紙袋の中にサンドイッチとりんごのみのあの感じにも憧れはありますが、やっぱり視覚的にも楽しませてくれる日本のお弁当が大好きです。 Q4.ファンに向けて一言 僕は原作がある作品で演じる際、“役”という存在に未来予知能力があるわけではないので、先に展開を知りたい派ではないのですが、収録する回だけは見るようにしていましたので、最終回の収録と同時に読み終わりました。 なので、一読者として読みたい欲とめちゃくちゃ戦ってました。 例えるなら寝なきゃいけないのに読み始めちゃって、めっちゃ夜ふかししてしまいそうになるあの感じです。 読み出すと止まらない、早く先が見たい!! となるお話ですので、原作も読んでいただけるとうれしいです! 多くの方々に大切なもの、幸せとは何か、ほかにもさまざまなことを教えてくれる素敵な作品です。 放送をお楽しみに! 【pachae(オープニング主題歌)】 Q1.原作・台本を読んだ時の感想 ファンタジー/リアル、正反対であるはずのモチーフ。 村田椰融先生の表現力によりその2つが巧妙に綯(な)い交ざって、僕らと、そして何より主人公たちの心胸をじんわりと揺さぶるハートフルな作品です。原作を読む僕の手にはギュッと力が入っていきました。大好きな作品です。 Q2.オープニングに込めた想い・お気持ち 複雑に織り成す主人公たちの心もち、心の揺れる展開。それらを表現しつつ、この作品を見てくれる皆様には、物語の始まりから終わりまで、どの場面で聴いても彼らの気持ちが伝わる歌詞にしたいと心がけました。 この作品の一部になれたコトがとてもうれしいです。 Q3.今回は物語の大切な要素として“お弁当”がございます。好きなお弁当と理由をお聞かせください “THE お弁当”みたいなクラシック弁当が好きです。あと弁当の種類ではないんですけど、端っこにちょこんと盛られている質素なナポリタン? みたいなのがめちゃくちゃ好きです(笑)。アレいつ食べても懐かしい。 というか、初めて食べた日でさえなんか懐かしかったです。覚えてないですけど。 Q4.ファンに向けて一言 「妻、小学生になる。」と「アイノリユニオン」を同じ作品の一部として、共に好きになってくれたらうれしいです。物語が進むにつれて聴こえ方が変わっていく詩を、主人公達を通して楽しんでほしいです。 そして、いろんな瞬間に口ずさんでほしいです。