侍ジャパン・井端弘和監督、「想像を超えるんじゃないか」DeNA牧、桑原、佐野、タカ栗原の合流に期待
野球日本代表「侍ジャパン」は6日、「ラグザス presents 第3回 プレミア12」に向けた宮崎合宿を打ち上げた。井端弘和監督(49)は大会に向けて順調に調整ができたと合格点をつけた。チームは練習後に名古屋へ移動。9、10日の強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本対チェコ」(バンテリンドームナゴヤ)を経て、13日の1次リーグ初戦となるオーストラリア戦(同)に臨む。 ◇ ◇ ◇ 指揮官の明るい表情が、順調な調整を物語っていた。10月29日からの宮崎合宿を打ち上げた井端監督は「やりたいことはできたかな」と満足そうに語った。 天候にも恵まれ、ほぼ予定通りにスケジュールを消化した。「第1クールよりも第2クールという感じで、スイングもボールも本来の形に近づいてきている」。5日には広島と練習試合を行い、実戦勘を取り戻すこともできた。ここまでの点数を聞かれると「僕がイメージしているより良かった。合格点は出るんじゃないか」と語った。 合宿を終えたチームは、戦いの場の名古屋へ入った。移動して最初の全体練習日となる8日には、日本シリーズに出場したDeNAの牧、桑原、佐野、ソフトバンク・栗原の4人が合流する。 「4人とも明るいですしね。4人が入ってどう変わるかはこっちも想像しているんですけど、想像を超えるんじゃないかと思っています、ホント、楽しみです。これで全員が本番モードに入れるんじゃないか。合流を待ちわびています」 いよいよ全メンバーがそろい、チェコとの強化試合を経て本番へ向かう。「13日にはもう一段、上がってきてくれればいいかなと思います」。井端ジャパンが臨戦態勢を整えていく。
中日スポーツ