満を持して4月オープン! 南青山 【Haruka Murooka】で演出される 一皿ごとに珠玉のデザートコースとは
◆愛媛県産せとかのスフレ
ジューシーで味わい濃厚な「せとか」のスフレは、せとかの皮に生地を流してオーブンへ。熱々をいただくと上はふわふわ、食べ進めると器のせとかからも果汁が染み出てトロトロ、じゅわじゅわ、果実味いっぱい。 「さらに途中でキャラメルソースをかけると、クレープ・シュゼットみたいなおいしさが楽しめます」と、室岡さん。皮ごと使ったせとかのソルベと交互に味わえば、体じゅうがせとかの香りに包まれて、すがすがしさいっぱいに。
◆イチゴのヴァシュラン
イチゴは「あまりん」と「とちおとめ」を使用。「とちおとめ」のソースにのせたメレンゲ中には、ピスタチオのセミフレッドと、ローストしたピスタチオ、フレッシュなとちおとめが。 その上にフロマージュ・ブランのクリームと輪切りにしたフレッシュなあまりん、2種のイチゴのジェラートをのせれば、イチゴの甘酸っぱさが弾ける愛らしいひと皿が完成! イチゴの力強い味と香りに圧倒されます。
◆チュロス
室岡さん自身が大好きで、どうしてもやりたかったという「チュロス」。揚げたてにシナモンシュガーをまぶし、外はさくっ、中はふわとろの食感が魅力的。
◆イチゴマカロン/さつまいもモンブラン
お茶菓子には、カスタードクリームとイチゴ、ラズベリーとイチゴのジャムを重ねたマカロンと、焼き芋にしたさつまいも「紅はるか」のモンブランを。パクっとひと口で素材のおいしさが力強く広がります。 「コースとして、最初はニュートラルな味わいから入って、2品目はさっぱりと、3品目と4品目はお食事っぽいもので意外性と変化を出し、5品目で甘いものの世界へ再び戻り、6~7品目は王道のおいしさで満足感を感じていただくという、メリハリと流れのある組み立てにしました」と話す、室岡さん。 「これからも私にしか出せない世界観やコースを追求して、お客様に楽しんでいただきたいと考えています」。 Haruka Murooka 所在地 東京都港区南青山1-21-9 LUXE南青山1F-B 電話番号 03-6434-9168 営業時間 13:00~、17:30~ 定休日 月・火曜 料金 おまかせコースのみ。ノンアルコールペアリング17,600円、アルコールペアリング23,100円(2024年4月11日~5月5日)。価格は季節ごとに使う食材によって変動あり。 Instagram @haruka.murooka ※オンラインから要予約 オーナーパティシエ 室岡春香さん 1982年静岡県生まれ。フレンチの料理人として経験を積んだのち、「リビエラ青山」でイタリアンドルチェやレストランデセールを学び、シェフ・パティシエに就任。この頃からデザートコースイベントの開催を重ねる。銀座「リストランテオット」、代官山「WAJO」、広尾「薫 HIROO」を経て、2024年「Haruka Murooka」を独立オープン。
瀬戸理恵子