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プレゼントをそりに積み込み出発する中学生サンタ＝佐賀市の開成公民館

プレゼントの袋を背負い家々を回る中学生サンタ＝佐賀市の開成校区

子どもにプレゼントを手渡す中学生サンタ＝佐賀市の開成校区

　佐賀市の開成校区で20日、サンタクロースに扮（ふん）した中学生が6軒の家庭にプレゼントを届けた。そりに見立てたリヤカーを引いて街を駆ける姿に、道行く人から笑みがこぼれた。 　「中学“星”サンタ」として、地元の「期待の星」である中学生に地域行事に関わってもらおうと、開成まちづくり協議会が実施。鍋島中2、3年生の10人がこの日に向け、リヤカーの飾り付けやプレゼントのこん包など準備をしてきた。 　生徒は、開成公民館に集まった親子連れを前にクリスマスの歌3曲を披露して出発。トナカイ役の大人と一緒に、依頼を受けた家々を回った。2年続けて参加した同中2年の野田愛華さんと谷口瑠美佳さんは、子どもたちにプレゼントを渡し、「めっちゃにこにこしてくれた」「かわいかった」と楽しげに話しながら次の家に向かっていた。（西浦福紗）