大谷翔平

【MLB】パイレーツ 7－11 ドジャース（6月6日・日本時間7日／ピッツバーグ） 【映像】大谷「怪物100マイル」を粉砕した15号 　ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。第1打席で3試合連続ヒットを放ったが、以降は3三振＆無安打とバットが沈黙した。ドジャースは打線が爆発し、3連戦を1勝2敗としてパイレーツのスイープを阻止するも、大谷は直近10試合で18個目の三振を喫した。 　1回表、先頭打者のベッツがレフト前ヒットで出塁し、無死一塁で打席に立った大谷。パイレーツの先発左腕・ファルターが4球目に投じた外角スライダーを上手く捉えると打球はライト前へ。この打球をパイレーツのライト・オリバレスがダイビングキャッチ。審判がアウトのジェスチャーを見せたためハーフウェーで待機していた一塁走者のベッツは慌てて一塁に戻ったが、打者走者の大谷は「ヒットでは？」というリアクションを見せて一塁にとどまった。 　このプレーに、ドジャースのロバーツ監督がチャレンジを要求。ビデオ判定で打球が捕球直前にバウンドしていたことが判明し、判定がヒットへと覆り、大谷に3試合連続のヒットが記録された。 　しかし、続く第2打席、第3打席はファルターの投じる外角への変化球に全く合わずに連続三振。5回に回ってきた第4打席は初球のカットボールを打ちにいくもセカンドゴロに打ち取られる。さらに7回の第5打席はカウント0‐2から低めに落ちる変化球にバットが空を切り、この日3個目の三振。9回の第6打席はファーストゴロに倒れた。 　この日の大谷は6打数1安打3三振。この試合を含めて直近10試合、45打席で10試合連続で18個目の三振を喫するなど、バットが空を切る場面も目立っている。この日3つめの三振を喫した第5打席ではABEMAファンから「最近、三振多い」「タイミング合ってない」「調子上がらない」など大谷の調子を心配するコメントも多く見られた。 　一方のドジャースは初回、ベッツ、大谷の連打で無死一、二塁とした場面で3番フリーマンが8号3ランを放って先制に成功。3回に同点に追いつかれるも5回表、この回から代わったパイレーツの二番手・ヘラーを攻めたて、1イニング5安打2本塁打の猛攻で一挙6点を奪って試合を決めてみせた。投げては先発のビューラーが3回4失点で降板もリリーフ陣がパイレーツ打線を封じ込め、試合を落ち着かせた。ドジャースはパイレーツ相手のスイープを免れて連敗をストップ。明日からはニューヨークに乗り込み、ヤンキースとの東西名門対決が控えているだけに、大谷翔平の爆発にも期待したい。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）