小池都知事が定例会見10月13日(全文1)豊洲移転は来年秋頃
都庁舎職員食堂で、フラッグツアー訪問地のメニューを提供
それからもう1件ですけれども、2020年大会の開催に向けまして、オールジャパンで連携して行う新たな取り組みについてのお知らせでございます。先般、都庁舎の職員食堂で競技会場を有する所在都市のご当地メニューなどを提供させていただきました。大変好評でした。私も各道府県のお昼、ずいぶん日替わりでいただきました。で、今月からは巡回中のフラッグツアーと連動しまして、巡回期間中のうちの数日間、フラッグが回っている場所のご当地メニューをご提供するということでございます。第1弾は、来週の18日からは秋田を回ります。3日間ですけれども、そこで、食堂で秋田県のきりたんぽ鍋などを日替わりで提供するということでございます。これを皮切りにしまして、府県ごとのご当地メニューの提供を、やっぱりまず隗より始めよで、都庁の職員、どうぞ皆さんも、記者クラブの皆さんも含めてですけども、そうやって会場との連帯感、一体感、これも感じていただければと思います。 それから前回催しましたときは、こちら都庁舎側だけだったんですけれども、都議会のほうからも声が上がりまして、ぜひ都議会側の食堂でもやりましょうよということになりまして、都議会議事堂の1階のレストランのほうで、再来年の3月までずっと実施してまいります。2020大会の開催1000日前ということも控えておりますので、今後ますます大会準備は加速していきたいと考えています。で、全国の自治体と連携して、食、食べるほうですけれども、その力で日本全体を盛り上げていきたいという、こういう考え方でございます。これがまず1件。
11月15日~17日まで、シンガポール出張
次が海外出張についてのお知らせでございます。11月の15日の水曜日から17日まで、今回はシンガポールへ出張することといたします。これはシンガポール政府からLee Kuan Yew Exchange Fellowshipという、その組織からのご招待ということでございまして、これでシンガポールを訪問することといたします。このフェローシップですけども、海外から国や都市の発展を担う人物をシンガポールに招待をして、シンガポールの経済、社会インフラなど、整備などに関してのさまざまな取り組みへの理解を深めてもらおうというものだそうでございます。大変光栄に感じるところであります。で、フェローシップにおけるこのプログラムの中にはシンガポールの要人との面会、視察などもさせていただくこととなりまして、またシンガポールの取り組みを直接体験したいと考えております。 例えばシンガポールで有名なのは水ですね。トイレの水も飲むと、飲めるぐらいに浄水がするということでも有名でありますが、もっとも使われているのは日本の技術だったりもするんですが、そういったことなど、戦略的な国家運営で知られるシンガポールでございますので、あらためて、東京よりも小さい都市なんだけれども、非常に活発に行っているということで、学ぶ点も多いかと思っております。私も何度も行っておりますけども、あらためてこのご招待を受けて、今日の一番新しいところのシンガポールを確認していきたいと、このように考えております。 それからせっかくということで、シンガポール国立大学から講演のご依頼がございます。シンガポール国立大学というのは、さまざまなランキングでアジアナンバーワンと評価される、世界有数の大学でございます。優秀な学生を輩出している大学でございますので、そこでしっかりと講演、日本の考え方などについて講演をし、また意見交換をしていきたいと考えております。 それからモルガン・スタンレーの主催になりますけれども、 Asia Pacific Summitというものが開かれます。そこで、Asia Pacific Summitで、ちょうど投資家とか企業の方々が大々的に参加するイベントということもこれあり、このあと東京国際金融都市構想に関しての懇談会が今日も開かれますけれども、そういった中身をむしろPRをしてくるつもりでございまして、外国企業の誘致、投資を促してまいりたいと考えています。 シンガポールについてはあらためて言うまでもなく国際金融都市としてもトップクラスでありまして、一時期は東京がトップだったんですけれども、いつの間にかシンガポールのほうに抜かれてしまったなどということもあります。あらためてシンガポールの今の状況を見ていきたいと考えております。ということでシンガポール出張、11月15から17ということでございます。私から以上であります。