限定「切り絵御朱印」 ボタンをモチーフに繊細で華やかな細工 愛染寺で/岡山・津山市
愛染寺(岡山県津山市西寺町)で、新しくデザインされた限定「切り絵御朱印」の授与が始まった。境内に咲き誇るボタンをモチーフにした繊細で華やかな細工が目を引き、参拝客たちを楽しませている。 【写真】白い台紙の上に貼った切り絵御朱印のイメージ
大きさは縦約11センチ約15センチ。寺の名前にちなんで「愛」を象徴した大きなハートマークを中央に飾り、さらに花の細工の周りにも小さなハートをかたどった細やかな装飾が施されるなどかわいらしい作りになっている。色はサーモンピンクと、現在開催中の「森の芸術祭晴れの国・岡山」に合わせて森をイメージした浅緑色の2種類を用意。
志納料は1枚1100円で、装飾を色鮮やかに際立たせる牡丹(ぼたん)色、黄色の台紙も供えて手渡している。10月に一新した通常の御朱印(300円)もあり、こちらも人気だ。
豊福晃正住職(62)は「参拝された方に幸運があるようにと、『福』の文字の印も押している。女性も男性も若い方々にも手にとっていただけたら」と話している。
このほか、17、24日は来年のえと・巳(へび)の「吉祥飾紙」を作る切り絵体験教室が同寺で開かれる。参加費用1人500円で受け付けている。
問い合わせは、愛染寺(TEL:0868-22-3059)。
津山朝日新聞社