ジョコビッチ「僕らの友情は常に揺るぎないものだった」コーチ・イバニセビッチとの別れ決断<男子テニス>
インスタグラムで報告
男子テニスで世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)は27日に自身のSNSを更新し、元世界ランク2位のG・イバニセビッチ(クロアチア)氏とのコーチ契約を解消したと発表した。 36歳のジョコビッチは2019年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)からイバニセビッチと正式にコーチング契約を結ぶと、そのまま同大会で優勝。以後、ジョコビッチのサーブ力を向上させるなど大きな役割を担い、固い信頼関係を築いてきた。 ジョコビッチはイバニセビッチと契約以降、四大大会では9勝を挙げており、四大大会の優勝回数を男女を通じて歴代最多タイとなる24勝に伸ばした。また2020年、2021年、2023年に年間世界ランク1位となっており、史上最多となる8度目の年間世界ランク1位を記録している。 ジョコビッチはインスタグラムで「ゴラン(イバニセビッチ)を僕のチームの一員に誘ったときのことは、はっきりと覚えている。それは2018年のことで、マリアンと僕は革新的なサーブのマジックをもたらそうとしていた。実際、僕らにはサーブをもたらしただけでなく、たくさんの笑いや楽しみ、年末ランキング1位、記録破りの偉業、そしてさらに12回のグランドスラム(そして数回の決勝戦)をもたらした。ちょっとしたドラマもあったっけ?」とコメント。 続けて「ゴランと僕は数日前に一緒に仕事をするのをやめることにした。コート上での相性は浮き沈みがあったが、僕らの友情は常に揺るぎないものだった」とつづり感謝を表した。 約5年間にわたりチームを組んできた両者が別れることとなった。