高校の広報物「教育相談だより」イラスト画像を無断使用 著作権管理会社に約12万円支払う 大分
大分放送
大分県にある別府翔青高校が3年前に発行した広報物のイラストについて、教職員が利用許諾を得ずに掲載し、相手側から使用料を求められ、請求通り約12万円を支払ったことがわかりました。 県教委によりますと、別府翔青高校の教職員が2021年6月、生徒や保護者向けに発行している広報物「教育相談だより」を作成する際、インターネット上のイラスト画像1点を無断で使用。生徒850人に配布したほか、ホームページ上でも公開しました。 このイラストは複数の人が会話する様子を描いたもので、去年9月に著作権の利用許諾を管理する会社から使用料の支払いを求める請求が届き、無断使用が判明しました。 これについて県は2月7日に専決処分を行い、15日付けで使用料と遅延賠償金あわせて12万5130円を支払いました。 この教職員は「教育全般の活動で著作物の使用が認められると勘違いしていた」と話しているということで、県教委は今後、再発防止に向けた研修を実施する予定です。
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