【久留米競輪・GⅢ中野カップレース】復帰戦の山崎賢人がいきなりV!2度目のGⅢ制覇
久留米競輪の令和6年能登半島地震復興支援競輪/大阪・関西万博協賛 開設75周年記念「第30回中野カップレース」(GⅢ)は25日、第12Rで決勝戦が行われ、山崎賢人(31)=長崎・111期=が直線で抜け出して快勝。2018年11月の取手記念以来2回目のGⅢ優勝を果たした。2着に森田優弥、3着に田尾駿介が入り、3連単❼❾❻は13万4150円の波乱決着となった。 ◇ レースは新山―菅田―阿部の東北勢が前で受け、松浦―田尾の中四国コンビが中団、伊藤―嘉永―山崎の九州勢が続き単騎の森田が最後方で周回を重ねた。赤板から上昇した伊藤が鐘過ぎから主導権を握ると、嘉永が2角から番手まくり。バックから森田がまくると、その後ろに切り替えた山崎がゴール前で森田を捕らえた。ナショナルチームに入りパリ五輪の自転車トラック短距離種目の出場を目指したがリザーブとなったため、今回が昨年11月の小倉競輪祭以来となる競輪復帰だったが、いきなり最高の結果を出した。 ◆山崎賢人「復帰戦だったのでホッとしています。せっかく決勝まで上がれたので、みんな並んで九州で決められるようにと思っていました。次はサマーナイト(松戸、7月13日~15日)も走りますし、競輪の方も走っていくので、また九州みんなで勝ち上がって盛り上げられるように頑張ります」