中国、ミャンマー領事館襲撃を非難 徹底調査求める
[北京 21日 ロイター] - 中国外務省は21日、18日に起きたミャンマー・マンダレーの中国領事館への襲撃を非難し、ミャンマー当局に犯人逮捕に全力をあげるよう求めると表明した。 ミャンマーは、クーデターで実権を握った国軍に対し、少数民族の武装勢力が武力抗争を展開し不安定な状況が続いている。中国が武装勢力に抗争を停止するよう圧力をかけたことを受け、中国が軍政を支援しているとの見方が広がり、ソーシャルメディアで反中感情が高まっている。 林剣報道官は定例会見で、爆発があり、死傷者は出なかったが領事館の敷地が一部損壊したと述べた。ミャンマー当局に 厳正な申し入れを行い、徹底的な調査と法に基づく犯人の処罰を求めたとした。 領事館が最近、ミャンマー在留の中国人、企業、団体に、治安状況に留意し、必要な予防措置を取るよう注意喚起したという。