日本代表、ミャンマー代表戦予想スタメン全選手紹介。新たなオプションを発見できるか?
DF:橋岡大樹 生年月日:1999年5月17日(25歳) 所属クラブ:ルートンタウン(イングランド) 23/24リーグ戦成績:10試合0得点 日本代表通算成績:8試合0得点 橋岡大樹は、今季の冬の移籍市場でベルギー1部からプレミアリーグへと活躍の場を移している。現在ルートン・タウンに所属する橋岡は、ロブ・エドワーズ監督のもと右のウイングバックを中心に様々なポジションで起用されてきた。フル出場を果たした4月3日のアーセナル戦では3バックの右に入り、オウンゴールを記録したものの、デュエル勝利数は「6」を示した。空中戦に至っては6戦全勝である。 3月13日のボーンマス戦では3バックの左に入っており、対応力の高さを見せた。なお、3日に千葉市内で行われた日本代表のトレーニングで、橋岡は左サイドバックに入ったことが確認されている。FC東京のベテランDF長友佑都が同日に別メニューで調整していたことを考えると、橋岡がこのポジションで起用される可能性が高そうだ。 橋岡は今シーズンの前半をシントトロイデンで過ごしたが、ベルギーでは主に右のウイングバックを務めた。そして4バックをメインの布陣として戦う日本代表での主戦場は、これまでのところ右サイドバックである。守備に強さを見せる橋岡は、左サイドの新たなオプションになれるだろうか。その起用法が注目される。
MF:遠藤航 生年月日:1993年2月9日(31歳) 所属クラブ:リバプール(イングランド) 23/24リーグ戦成績:29試合1得点 日本代表通算成績:61試合3得点 リバプールの主力選手として、遠藤航はプレミアリーグ29試合に出場した。UEFAヨーロッパリーグ(EL)などヨーロッパのコンペティションや国内カップ戦も含めると、出場試合数は「43」に伸びる。リバプールは一時指摘されていた4冠を逃したものの、カラバオ・カップを手中におさめ、リーグ戦を3位でフィニッシュした。遠藤は昨年12月にクラブの月間MVPに輝くなど、ユルゲン・クロップ監督のラストイヤーを中盤の底から支え続けた。 遠藤をはじめ、守田英正、川村拓夢、田中碧と前回と同じメンバーに加え、鎌田大地が今年初のメンバー選出となった。日本代表はすでに最終予選進出を決めており、シーズンを終えたばかりで、なおかつ優勝戦線を戦ったチームの中盤でほとんどフル稼働していた遠藤が2試合ともに先発することは考えにくいが、アウェイという難しい環境で行われるミャンマー代表戦では出番が回ってくると予想する。