日本代表、ミャンマー代表戦予想スタメン全選手紹介。新たなオプションを発見できるか?
DF:伊藤 洋輝 生年月日:1999年5月12日(25歳) 所属クラブ:シュツットガルト(ドイツ) 23/24リーグ戦成績:26試合0得点 日本代表通算成績:17試合1得点 海外でプレーする日本人選手の中で特筆すべき存在感を放ったのが、シュツットガルトに所属する伊藤洋輝だ。2023/24シーズンのブンデスリーガにおいてチームは最終順位2位でフィニッシュし、伊藤も主力選手のひとりとして結果に大きく貢献した。今季はCBとしての起用が多く、ゴール前で相手のチャンスをことごとくシャットアウトした。 『FotMob』によると、伊藤はリーグ戦のスタッツ「90分あたりのクリア数」でチーム内3位、「90分あたりのブロック数」で2位に入っている。さらには「90分あたりの正確なロングボール数」でも3位を記録しており、攻守に著しく貢献していたことが見て取れる。 日本代表がすでに最終予選進出を決めていることから、シーズンの多くを怪我に悩まされた冨安の起用は、ミャンマー代表戦かシリア代表戦のどちらか1試合のみと予想する。伊藤は日本代表では左サイドバックとして起用されているが、クラブで高く評価されたCBでのプレーを試すのに、ミャンマー代表戦は絶好の機会になるだろう。
DF:菅原由勢 生年月日:2000年6月28日(23歳) 所属クラブ:AZアルクマール(オランダ) 23/24リーグ戦成績:30試合4得点 日本代表通算成績:12試合1得点 AZ所属の菅原由勢はアジアカップでスタメンの座をセレッソ大阪の毎熊晟矢に譲ったが、3月21日のホーム・北朝鮮代表戦で再び先発の座に返り咲いている。クラブではシーズンを通して好調をキープしており、アジアカップ離脱期間以外はリーグ戦すべての試合でスタメン起用された。 また、菅原は右サイドバックで起用されながら4ゴール7アシストを記録しており、得点に直接関与する活躍を見せている。3月17日のフォレンダム戦では直接フリーキックを含む2得点を決め、攻撃面で著しい結果を残した。4月13日のRKC戦では角度のないところから相手GKの頭上を打ち抜くシュートを決めており、技術の高さも証明済みだ。 アジアカップ期間中、菅原は「自分と毎熊選手の違うところをまずは理解しなければいけない。自分がやらなければいけないことをしっかり考えて、そのうえで自分が持っているプラスアルファや、特別なものを出す」と語っていた。その言葉通り、同選手は自身の特色をオランダのピッチで表現してみせた。代表でどのようなプレーを見せるか、改めて期待がかかる。