「UNDER THE SCREAM!! 2024」フィナーレの様子。

音楽プロデューサー・松隈ケンタ（Buzz72+）主催の野外ライブイベント「UNDER THE SCREAM!! 2024」が8月17、18日に大分・城島高原パークで開催された。 【画像】SHOOT THE MOON（他26件） 「UNDER THE SCREAM!!」は城島高原パークを舞台に、ライブ、遊園地、レジャーを同時に楽しめるイベント。3度目の開催となる今回は「集結せよ！」がスローガンに掲げられ、新人から人気グループまで25組が全国から集結し、白熱したライブを展開した。 17日の前夜祭はアマチュアアーティストが参加できる「チャレンジオーディションGO!GO!GO! 2024」の決勝ステージで開幕。全国400組から勝ち抜いた8組が決勝ステージに進出し、投票の結果、男女2人組ユニット・SHOOT THE MOONがグランプリを獲得した。またソロシンガー・山本晴生が2位、中高生で結成されたバンド・アルデンテが3位にそれぞれ入賞した。 その後、「九州アイドル列藩同盟」と題した催しでは九州の若手グループが登場。松隈が総合プロデュースを手がけるGirls be badが登場し、多くの観客が駆けつけた。また前夜祭の目玉企画は松隈率いるSCRAMBLESのメンバーによる生バンド、Girls be bad、NARLOW、プー・ルイ（PIGGS）によるスペシャルコラボステージ。プー・ルイ、松隈、この日ベースで参加した小原ジャストビガンは以前、LUI♢FRONTiC♦︎松隈JAPANというバンドで活動をともにした間柄で、今回のスペシャルステージで約10年ぶりに当時の楽曲を披露した。さらにNARLOWとのコラボでは、松隈がプロデュースを手がけた楽曲「いにしえに響き続ける声」がバンドバージョンで届けられた。 18日の本祭では、HKT48、TEAM SHACHI、我儘ラキア、ばってん少女隊、PIGGSらアイドルグループが次々に登場。福岡のテレビ番組で結成された松隈（G）、秋吉優花（Vo / HKT48）、おほしんたろう（B）からなるF.O.T. BANDも出演した。DJダイノジは今回のイベントに合わせた楽曲をセレクトし、会場のボルテージを引き上げる。さらにカイジューバイミーらの熱いライブが続いた。 「UNDER THE SCREAM!! 2024」のトリを飾ったのは松隈率いるロックバンド・Buzz72+。3月にリリースした楽曲「Stride my way」をはじめ、ヘッドライナーらしい貫禄あるステージを観客に見せつけた。アンコールで松隈は、「僕らアーティストにとって、自分の楽曲やステージは昨日も、今日も、明日も毎日同じ曲を演奏し続けているのです。でも今日ここに来てくれた皆にとって今日というライブは人の数だけそれぞれの意味があって、もしかしたらこのライブが人生最後のイベントになるかもしれない。そう考えると改めて、1曲1曲、1つひとつのステージに本当に思いを込めてステージに立つべきだと感じました。気軽にまた会おうなんて言えないけれど、今日は本当に、本当に来てくれてありがとう」とコメント。そんな言葉のあと「プレイヤーズ」が披露された。最後には出演アーティストがステージに集結し、「奇跡の歌」を大合唱。華々しくライブは締めくくられた。 なお本イベントの模様が、10月にフジテレビTWOでオンエアされることが決定。詳細は追ってアナウンスされる。