生活費が月「25万円」必要ですが、夫の仕事は冬にストップするため収入がなくなります。どうしたらいいですか?
農家や漁師などの自営業で仕事をしていると、寒さの厳しい冬の間は休業しなければならないケースもあります。冬が来るまでに稼いだ収入でやりくりができる場合は問題ありませんが、生活費が貯蓄を上回ってしまう場合、冬の間も働きに出る必要があるでしょう。 本記事では、冬の間だけ別の働き方をする際におすすめの仕事を紹介するとともに、冬に利用が増える暖房の節約術を紹介します。
期間を定めた働き方にはどのようなものがある?
冬の寒さが厳しくなる時期、職種や業種によっては仕事がなくなる人もいます。例えば、自営業の農家や漁師などが該当します。しかし、冬の期間も生活費やそのほかの出費はなくなりません。冬以外の時期に稼いだ金額で冬を越せる場合もあれば、赤字になってしまう場合もあるでしょう。 ここでは、冬の間だけできる別の仕事を紹介します。どのような仕事があるか知ることで、いざというときにすぐ行動に移せるようになるでしょう。 ■【冬限定】除雪の仕事内容 冬の寒さが厳しい地域限定ですが、期間を定めて行える仕事として除雪があります。除雪の仕事があるのは、12月から3月ごろまでが一般的です。その年によって雪の降り始める時期や量は異なるため、出勤できる回数は降雪量や頻度によって毎年変動します。除雪作業を行うのは、基本的に交通量の少ない夜から朝にかけてです。 除雪の仕事は主に、道路の除雪と商業施設の駐車場といった民間除雪の2種類に分けられます。道路の除雪を行うためには、該当の除雪車を運転できる免許が必要です。除雪に使われる車両の種類と必要な免許は以下のとおりです。 表1
※参考サイトを基に筆者作成 手作業で行う雪かきのバイトもあります。ある求人サイトを参考に見てみると、1500~3000円ほどの時給が多い傾向にあるようです。車の運転を要する雪かき作業のアルバイトの時給は、3000~6000円ほどと、手作業よりも金額がアップしていることが分かりました。 ■【通年】期間工の仕事内容 期間工とは、期間を定めて大手自動車メーカーや製造メーカーで働く工場作業員のことです。仕事内容は、自動車や航空機、機械工作、電子部品などさまざまで、主にオートメーション作業を担います。 すでに決まっている製造ラインで作業を進めるのがメインのため、未経験者や初心者でも働きやすいのが特徴です。期間工の求人では、月収例が30万円前後での募集が多く見受けられます。