山口・徳地にランチの店「ひなとりん」 豆乳使用で「新感覚」の親子丼など
ランチの店「ひなとりん」(山口市徳地堀、TEL 0835-52-0002)が山口・徳地にオープンして、12月30日で1カ月を迎える。(山口宇部経済新聞) 【写真】提供する「ひなうどんセット」 2017(平成29)年に、防府にオープンしたお好み焼き店「てっぱん家こたろう」(防府市仁井令町1)が2店舗目を出店。店内にテーブル席=12席とカウンター席=4席を設ける。店名は、愛犬の名前「ひなこ」と「りんたろう」から名付けた。 店主の吉本直樹さんは、「もう1店舗出店したいと2年前ぐらいから考えるようになった。『こたろう』でまかないとして出していた親子丼が美味しいと評判だったので、親子丼やうどんを提供するランチの店ができればと思った。『こたろう』の運営を息子に任せられるようになったのと、縁があってこの物件に出会ったタイミングで出店を決意した」と話す。同店は、妻の智恵子さんと切り盛りする。 メニューは、親子丼とスープ、小鉢、薬味がセットになった「りん丼セット」、うどんとミニご飯、小鉢、薬味がセットになった「ひなうどんセット」(以上1,350円)などを提供する。タマゴや鶏肉、米などの食材は山口県産を使用する。 吉本さんは、「どこにでもあるメニューでは面白くないと思い、親子丼とうどんには豆乳を使って新感覚に仕上げた。食べるラー油や柚子胡椒も用意し、味変が楽しめるセットにしている。鶏手羽先を煮込んだコラーゲンたっぷりの出汁を使っているので、最後の一口まで楽しんでほしい」と話す。 このほか、「おひさま色のトマトソースパスタ」(1,500円)、「森の中のローストビーフ丼セット」「海の恵みのクリームソースパスタ」(以上1,600円)なども用意する。 ドリンクは、「ひなとりんのブレンドコーヒー」「ゆずきちジュース」「ホットハニーミルク」(以上500円)、「ハイボール」(650円)、「ノンアルコールビール」(550円)など。 オープンから1カ月がたつ。吉本さんは、「『こたろう』をオープンした時は考えてもいなかった展開。人との出会いがあり、ゆっくりと地道に前に進んできたことを実感する。『こたろう』を息子が切り盛りしてくれているように、若い世代が活躍できる場を作ることも今後の夢」と話す。 妻の智恵子さんは、「毎日が楽しくて、進んできた道は間違ってなかったと感じる。自分の家に招待したようなイメージで、心休まるホッとできる場所にできれば」と笑顔を見せる。 営業時間は、11時~16時。水曜定休。
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