【DEEP】瀧澤謙太がCOROに判定勝ちで4連敗から脱出「DEEPのベルトを獲ってRIZINにリベンジしにいく」
2024年7月14日(日)満員の東京・後楽園ホールにて『DEEP 120 IMPACT』(U-NEXT配信)が開催された。 【写真】ダウンを奪った瀧澤の左のインパクトの瞬間 元PANCRASEバンタム級1位の瀧澤は、2021年のRIZINバンタム級GPでは今成正和、元谷友貴に勝利も、準決勝で朝倉海に判定負けすすると、井上直樹に一本負け、太田忍、RTU参戦を決めている野瀬翔平にTKO負けで4連敗中。初のDEEP参戦で復活なるか。 対するCOROは、2021年9月の橋本優大戦からRYUKI、増田拓真、DJ.taiki相手に4連勝でDEEPバンタム級暫定王座に就いた。2022年11月の石司晃一との再戦で判定負けで王座陥落。2023年5月の力也戦の三角絞め一本勝ちで再起も、 2023年11月の前戦で元谷友貴に2R TKO負け。妻の伊澤星花とともにK-ClannからJTT所属となり、結果を出せるか。今回、伊澤はセコンドについた。 前日計量では、COROは「瀧澤選手とやるためにしっかり準備してきました。明日は思いっきりやりましょう」、瀧澤は「とにかくブッ倒して勝ちます」と意気込みを示した。 ▼第9試合 DEEPバンタム級 5分3R ×CORO(K-Clann / JAPAN TOP TEAM)61.45kg [判定0-3] ※27-29×2、28-29 〇瀧澤謙太(Fired Up Gym)61.50kg 1R、ともにオーソドックス構え。右回りのCOROは先に右カーフ。瀧澤は右ストレートを突く。遠間に立つCOROは右で飛び込み、インロー。スイッチする瀧澤にインローのCORO。ニータップ気味の入りに左を合わせた瀧澤! ダウンにパウンドも深追いせず。さらに左フックを突く瀧澤。COROも左を返すが組みは切られる。右インローのCORO。前足を変えてニータップを防ぐ瀧澤。 左右にサークリングのCOROは、ワンツーの右で飛び込み。離れると瀧澤は後ろ蹴りでCOROを後方に飛ばす。左の関節蹴りを打つ瀧澤。 COROは右ミドルを返す。瀧澤はスナップを効かせた左ハイを当てる。瀧澤にアイポークの注意。 2R、詰めるCORO。サウスポー構えの瀧澤はカウンター狙い。瀧澤の裏拳を避けるCOROは右フック。瀧澤も組みのフェイント。COROの飛び込みには身体をさばく。ニータップに入るCOROを切る瀧澤。 COROは詰めると右周りの瀧澤。入って大外も狙うCORO。瀧澤はジャブ。オーソにして右ロー。COROはジャブ&右カーフ! さらに右ストレートで前に! 手数が減って来た瀧澤。左右のさばきから右フックの瀧澤だがCOROはブロッキング。ともにオーソからサウスポー構えになる瀧澤。左の蹴りがローブローに。COROの回復を待つ。再開。COROは左ハイをガード上に当てる。 3R、後ろ蹴りを突く瀧澤だが浅い。ノーモーションの左はCORO。圧力をかけて行く。詰めて左フックのCORO。シングルレッグに入るが、足を抜いた瀧澤はオーソで右三日月蹴り。 左関節蹴り。回るCORO。右の打ち終わりに瀧澤も右を突く。ダブルレッグに入るCORO。ここも切った瀧澤。 右ローから左右で詰めると後ろ蹴り! さらに打ち下ろしの右下段蹴り。右から左で入るCOROはニータップも切る瀧澤は右フック! さらに左右もCOROも回ってさばくとシングルレッグ。 これも切った瀧澤。裏拳も突く。左ストレートから後ろ蹴りの瀧澤。最後は前に詰めてゴング。 判定は3-0(29-27×2、29-28)でダウンを奪った瀧澤が勝利。8年ぶりのCOROとの再戦で、2021年9月の元谷友貴戦以来の白星をつかんだ。 試合後、瀧澤は「RIZINで4連敗してしまってようやく勝ててホッとしています。負け続けた僕を応援してくれた皆さんありがとうございました。これからDEEPのベルトを獲ってまたRIZINにリベンジしますのでよろしくお願いします」とDEEPのベルトを目指すとした。