宮原健斗、七尾市での入場無料「能登チャリティー大会」に決意「元気を届ける」…6・10七尾市田鶴浜体育館
全日本プロレスは6月10日に能登半島地震の被災者支援として石川・七尾市田鶴浜体育館で入場無料の「能登チャリティー大会~ALL JAPAN FOR ONE~」を開催する。 今年1月の「能登半島地震」被災地でプロレス団体が入場無料のチャリティーマッチを行うのは全日本が初。試合は午後6時半開始で対戦カードなど詳細は後日、発表となる。 世界タッグ王者「斉藤ブラザーズ」の斉藤ジュンはチャリティーマッチに「見に来る人を元気づけて、みんなが楽しめる試合をしていきたい」と決意。弟のレイも「迫力あるみんなが見て元気になれるような熱い、面白い、デカイ戦いをやりたいな」と明かし「斉藤ブラザースが元気いっぱいなパワフルな試合をしたら来た人みんな笑顔になるんじゃないか」とプロレスの力を被災地へ直接、届けることを明かした。 選手会長で29日に後楽園ホールで安齊勇馬の三冠ヘビー級王座に挑戦する宮原健斗は「三冠ベルトを巻いて俺にはやりたいことがある」と打ち明け「やりたいこと」を三冠王者としての被災地支援と掲げ「チャンピオンは俺じゃないとダメだと思っているんです。チャンピオンとして俺がチャリティー大会を締めたい」と見据えた。 さらに七尾でのチャリティーマッチに「プロレスはもともと大衆娯楽というか元気になるものだと思いますから、見ている人が日常の仕事、いやなことを忘れる空間がプロレスにはありますから」とし「全日本プロレスは、プロレス界の最高峰だと思ってるので、その一流の選手たちが、(能登へ)行って(元気を)届けることが大事だと思っています」と七尾での入魂ファイトを誓っていた。
報知新聞社