米移籍専門サイト エンゼルスが菅野智之獲得に乗り出す「理由」を説明 先発不足とオーナーの意向に合致
米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は19日(日本時間20日)、巨人から海外FA権を行使してメジャー移籍を目指す菅野智之投手について、エンゼルスが獲得に興味を示していると伝えた。 同時に「なぜエンゼルスなのか」を詳細に説明した。 記事ではエ軍が先発投手が不足しているとし「多くの点で、菅野は特にエンゼルスのターゲットとして理にかなっている」と強調した。 菅野は現在35歳。エ軍のアート・モレノ・オーナーは故障のリスクの高い投手との長期の複数年契約に消極的で、2011年のC・J・ウィルソンの5年契約を最後に、以降は投手と3年以上の契約を結んでいないという。 ただ、菅野の年齢を考慮すると「既に35歳で長期契約を結ぶ可能性は低い」とし、モレノ・オーナーの意向と合致すると説明。「エンゼルスは菅野に1年または2年契約で魅力的なオファーを出すのに十分な給与枠を持っている」と続けた。 昨季まで6年間、大谷翔平(現ドジャース)が所属した、日本にもなじみの深いチーム。今季は球団ワースト記録のの99敗を喫しが、チーム立て直しへ今オフは積極的な補強を続けている。その「目玉」が菅野になるのか、注目される。