尾上右近&松田元太、声優初挑戦で結ばれた“兄弟の絆”「すごく救いになった」【インタビュー】
■松田元太、尾上右近は“理想のお兄ちゃん”「こんなお兄ちゃんが欲しかった!」
――お2人はすでに仲良しですが、初対面の印象はいかがですか。 松田:僕はもう会う前から大好きでした。会ってからも本当に優しくて兄ちゃん。ムファサとタカのように勝手ながら僕もこんなお兄ちゃんが欲しかった!と思うようなお兄ちゃんに出会えました。きょう1日お仕事として取材で一緒に話していますが歌舞伎界のお話や取り組み方も『そうなんだ!』と勉強しながら楽しく過ごさせてもらっています。 右近:この業界では“初めましてでもお互いのこと知っている”という、面識はないけどお互いに認知している関係値の方が多いですけど、げんげん(松田)のことももちろん存じあげていましたし、本職のすばらしさと、キャラクターの愛くるしさが奇跡のバランスの方、天才だと思っていました。お会いしてその人柄に触れて、こうやって一緒にやらせてもらっている中でも、月日はあんま関係ないんだなと感じますし、ところどころでふざけてるな~ってなんとなく感じるようになりました(笑)。 松田:あ!まずい!(笑) 右近:それはそれでいいじゃない(笑)。でも、こうして取材も2人で受けさせてもらうことで、めちゃくちゃ救われているし、お互いのことを知り合えることも貴重な時間をもらっています。 ――お会いする前後でのギャップみたいなものは特に感じませんでしたか。 右近:全然。するっと仲良くさせてもらっています。 松田:想像より優しかったです。 右近:どういうイメージだったの? 松田:いい意味でふざけない方なのかと思ったんです。 右近:それはよく言われるんです、でも笑いは好きです。 松田:合わせてくださるので、すごく楽しいです。 ――実生活では松田さんはお兄さんですが、自分の理想とするお兄ちゃん像とご自身は違いますか。 松田:はい(笑)。僕はなにもできてないお兄ちゃん。だから(右近さんは)かっこいいってなっています。僕も理想のお兄ちゃんになりたい気持ちはあるんですが…けんけんの余裕があって、カッコいい。 右近:でも絶対に理想のお兄ちゃんとしての素質はありますよ。でも自分で言うタイプじゃないんですよね。逆に僕はどんどん言うタイプです。「俺すごいぞ」って(笑)。僕は実生活は弟なので完全に末っ子気質です。後出しじゃんけん乗っかり上手(笑)。 ――もしお2人で冒険にでるならどんなことしたいですか。 右近:山と海ならどっちが好き? 松田;なんでも好きなんです、もう逆についていきたいですね。 右近;それで言ったらやっぱりアフリカですよね。 松田:僕、アフリカに行きたいって、ずっと言っているんですけど、アフリカに行きたいと言う芸能人の方、初めてお会いできました! 右近;じゃあもう行くしかないですね。誰か!私たちをアフリカに連れて行ってくれ!大自然に放り投げてくれ!(笑)。アフリカに行ったら、なんて俺たちはちっぽけなんだ…と大自然を目の当たりにして落ち込むと思うんですよ。でも、そういう落ち込み方っていうのはとてもいいと思う。行って体感したいですね。げんげんとアフリカに行ったらなんかピンチで笑っちゃうんじゃない。 松田:『もしかしたら食われるかも!やばくないですか!?どうします!?』みたいな感じでいっちゃうかもです(笑)。