「見た目から変えないと」恋愛相談からトレーニングを始めて、まさかのコンテスト出場 褐色肌の健康美で銅メダル
「以前は今より10kg太っていて、仲の良い母の友人に恋愛相談をしていたところ、『見た目から変えないと』と言われてパーソナルトレーナーの方を紹介されたのがきっかけでボディメイクを始めました」 【写真】MAX体重から-15kg!ショートウェアとビキニで魅せる川島美香さんのしなやかなボディ
つややかな褐色肌と鍛えられた筋肉のハリを感じるセクシーな肢体からは全く想像のつかない過去を話す川島美香(かわしま・みか/30)さん。川島さんは7/15(月・祝)、年齢別で健康美を競うボディコンテスト、ベストボディ・ジャパン2024静岡・浜松大会にて、女性らしい筋肉量が審査基準となるミス・ベストボディ部門レディースクラス(30~39歳)で、コンテスト初シーズンながら3位という好成績を残した。 「トレーニングを始めてからも色んな失敗や遠回りを繰り返しましたね。食事を変えずに好きに飲んで食べて筋トレしていたらそこからさらに5kg増えました。それはランニングで落としたんですが、週に4・5回ジムに通ってがむしゃらにトレーニングしていたら男性ホルモンが上がりすぎたのか肌荒れがすごくなって、今のペース(週2・3)にしたら元に戻りました。なんでもやりすぎはよくないなと」 転機は昨年、大会観戦をきっかけに絞られた身体に魅了され、本格的に食事を管理してみようと決意した頃だという。 「管理といっても細かい軽量やカロリー計算はしていなくて、私は見た目や体調の変化で見極めています。ただ、家族が栄養学に詳しいのでとる食材を相談したり、体感で自分に合うもの合わないものを試行錯誤しました」 もち麦入りの白米、皮無しの鶏胸肉・もも肉、ラム肉、鮭が定番の食材だ。 「揚げ物と、小麦類は体質的にお腹が張りやすくなることが分かったので避けています。でも大好きなチョコレートは食べていますし、大会直前まではお酒も飲みます。ストイックになりすぎず、いかにストレスを溜めずにいられるかが継続できるコツかなと思います」
また、フルリモートのデスクワークのため朝の有酸素をルーティンにして、活動量を増やしているという。 「寝起きに40分程度、クロスフィットをするのが日課です。全身の動きが大きいので、ウォーキングをしていたころよりも効果が大きく、特に背中が引き締まりました」 こうして、知人に会うたびに驚かれるという-15kgのダイエットを経て出場、感想は「とにかく楽しかった」と語る。 「大人になってもから個人でスポットライトを浴びて皆の前に立つ機会というのはなかなかないので、貴重な体験になりました。自分の変化にも満足していてもう元には戻りたくないので(笑)、これからも自分のペースで頑張りたいと思います」
取材:にしかわ花 撮影:上村倫代