新体制の倉敷 連覇ならずも9年連続入賞の2位 アンカーの生田「後輩たちがリベンジしてくれる」/全国高校駅伝
◇全国高校駅伝・男子第74回(12月24日/京都・たけびしスタジアム京都発着:7区間42.195km) 全国高校駅伝男子の総合成績、区間賞をチェック! 高校駅伝日本一を決める全国高校駅伝が行われ、男子は佐久長聖(長野)が2時間1分00秒の大会新記録で6年ぶり3度目の優勝を果たした。 2位に入ったのは46年連続出場の倉敷。連覇こそならなかったものの、2時間2分49秒で9年連続入賞を果たした。 3区の留学生、サムエル・キバティ(3年)、4区の主将・桑田駿介(3年)が連続区間賞。2位に浮上した。だが、その後も2位はキープしたが、追いつくことはできなかった。 アンカーを務めた生田鼓太郎(3年)は区間3位の力走。「とにかく前を追いましたが、佐久長聖がものすごく強かった。地力で劣っていたなと思います」と相手を称える。 1区でやや苦しい展開となり、「チーム全体でカバーしようと思ったが…」と唇を噛む。 新雅弘・前監督が日大監督に就任したため、今季から中元健二監督を迎えて新体制。「優勝させてあげられなかったのが悔しいです」。 ただ、自身はケガもあったシーズンということもあり、「ここに立つまで悔いなくやれました」とし、「課題も見つかったと思うので、後輩たちがリベンジしてくれるとおもいます」と思いを託した。
月陸編集部