JR九州古宮社長 クイーンビートル問題に「捜査に真摯に向き合う」
九州朝日放送
JR九州高速船の「クイーンビートル」が船体に浸水があったにも関わらず、運航を続けた問題について、JR九州の古宮社長は23日、定例会見で「捜査に真摯に向き合う」と述べました。 JR九州・古宮洋二社長「JR九州内で起きたことは、自分なりの責任はあると思っています。当社としましては、今後の捜査に真摯に対応していきたいと思います」 福岡と韓国・釜山を結ぶ高速船・クイーンビートルの船首への浸水を知りながら、国に報告せず、警報センサーをずらすなどして3ヵ月以上にわたり運航を続けていたJR九州高速船。 福岡海上保安部は今月17日、「証拠隠滅の恐れがある」として、高速船本社などに家宅捜索に入りました。 親会社にあたるJR九州の古宮社長が定例会見に臨むのは、家宅捜索後、初めてです。 「当然、色んな今までも持って行かれた物がたくさんございますので、今後それで捜査が進むと思いますので、それにつきましては、ちゃんと対応していく」 古宮社長は、事実関係や原因の究明を行っている第三者委員会から来月中に調査報告書を受け取り、それを受けてグループ内で対策を速やかに検討するとしています。
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